兵庫県三木市：特定環境保全公共下水道の経営状況（2020年度）

経常収支比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）	103.06	101.76	103.84	102.16	100.06	107.53	107.11	103.43	106.9	111.17	100.77
類似団体内平均値（％）	90.32	91.52	94.73	96.59	101.24	100.94	101.08	102.31	101.72	102.73	102.7

累積欠損金比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0
類似団体内平均値（％）	235.0	243.86	236.15	232.81	184.13	101.85	110.03	108.96	112.84	94.62	48.2

流動比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）	637.12	814.19	643.01	1182.0	66.68	61.38	60.61	59.26	55.0	54.3	37.0
類似団体内平均値（％）	476.59	341.28	243.58	290.19	63.22	49.17	47.03	47.01	48.78	47.51	46.85

企業債残高対事業規模比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）	1668.24	1462.03	1244.53	1306.91	314.91	1559.66	1505.15	1304.11	1268.4	1223.68	1233.47
類似団体内平均値（％）	2342.84	2329.34	2104.23	1963.93	1901.3	1924.53	1798.6	1594.92	1593.84	1510.02	1357.22

経費回収率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）	72.57	75.99	79.14	70.99	70.71	104.79	90.97	99.05	99.07	141.9	97.64
類似団体内平均値（％）	63.51	68.28	72.98	78.77	82.08	79.4	82.27	85.51	83.09	80.45	84.74

汚水処理原価

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（円）	232.92	221.66	211.85	235.45	235.5	160.61	185.78	169.85	168.99	117.65	169.2
類似団体内平均値（円）	247.12	228.5	220.73	206.27	198.77	206.84	201.06	196.59	203.97	205.34	183.37

水洗化率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）	73.3	73.93	75.3	75.67	77.36	78.23	79.37	80.51	81.38	82.02	82.59
類似団体内平均値（％）	82.67	82.64	83.62	84.79	84.83	85.29	86.86	85.11	85.58	85.78	87.15

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は100％だが、類似団体平均を下回っているため、今後も引き続き効率的な運営を推進していく必要がある。②累積欠損金は発生していない。③流動比率は、類似団体平均を下回り、100％未満の状況であり、現金預金等が十分に確保されているとは言えない。④企業債残高対事業規模比率は、平成26年度までは類似団体平均を下回っていたが、平成27年度以降、新規借入により類似団体平均と同水準となった。⑤経費回収率は、令和元年度より100％以上となり、類似団体平均を上回っているものの、今後の人口減少に伴う使用料収入の減少を見据え、引き続き経営の効率化を進めていく必要がある。⑥汚水処理原価は、類似団体平均より下回っているが、今後の使用料収入の減少を見据え、更なる経営の効率化に努める必要がある。⑦特定環境保全公共下水道では単独の処理施設を有していないため、施設利用率の該当は無い。⑧水洗化率は、類似団体平均より下回っているため、未整備地解消に向けた取り組みが必要である。

有形固定資産減価償却率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）	5.16	6.35	7.54	8.7	15.93	2.35	20.16	22.29	24.39	26.53	28.53
類似団体内平均値（％）	11.41	11.86	12.99	13.6	22.34	2.46	22.77	23.93	24.68	24.88	29.24

管渠老朽化率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0
類似団体内平均値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.04	0.0	0.0	0.01	0.01	0.0

管渠改善率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0
類似団体内平均値（％）	0.02	0.02	0.08	0.04	0.03	0.05	0.03	0.11	0.13	0.12	0.06

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率は類似団体平均を上回っているが、特定環境保全公共下水道については、下水道整備に着手してからの経過年数が短いため、管渠の老朽化も見受けられない。

全体総括

類似団体と比較すると、水洗化率が類似団体より低いため、未整備地解消に向け継続して取り組む必要がある。また、流動比率が100％を下回っており現金預金等の資金が十分に確保されていないため、人口減少に伴う使用料収入減少等、将来見込まれる資金不足が生じないよう、今後も引き続き効率的な運営を推進していく必要がある。