事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 伊丹市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Ab |
| 行政区域内人口 | 201,694人 | 現在処理区域内人口 | 201,694人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 200,951人 | 現在処理区域面積 | 2,026ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 602km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、単年度の収支が黒字であることを示す100%を上回っており、類似団体平均値も上回っているので経営状況は健全な水準にあるといえます。流動比率は、必要とされる100%を下回っており、類似団体平均値と比較しても低い状況です、今後も支払能力を高めるために経営改善を図る必要があります。企業債残高事業規模比率は、減少傾向にあり、類似団体平均値を上回っていますが、今後とも健全経営の維持による財源確保を図り、計画的な企業債発行と償還を行い、企業債残高を減少させる必要があります。経費回収率は、平成23年度の使用料改定以降は100%を上回っており、類似団体平均値よりも高い水準にあります。汚水処理原価は、経営の効率化に向けた取り組みを継続的に実施してきたこともあり、類似団体平均値と比較して低い水準にあります。水洗化率は、類似団体平均値と比べ高い水準にありますが、100%達成に向けて、水洗化の啓発活動などを継続的に取り組んでいく必要があります。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、類似団体と比べ下回っていますが、平成23年から平成27年までの5年間で6.29%から19.48%と増加しており、今後も増加していくことが見込まれています。管渠老朽化率は、類似団体と比べ下回っていますが、今後、法定耐用年数を経過した下水道施設の割合が増加することが見込まれています。管渠改善率については、老朽管調査の結果を基に老朽度に応じて更新を行うとともに、実使用年数も考慮した管渠改善率を設定し、計画的に施設更新を行っていく必要があります。
全体総括
当市の人口は、近年微増傾向で推移していますが、今後は減少することが予測されます。また、有収水量についても、水需要の低迷により減少傾向にあり、今後も緩やかに減少することが予測されます。平成21年度の法適化及び平成23年度の使用料改定により、経営の健全性については一定保たれつつありますが、管渠老朽化率は増加傾向にあり、法定耐用年数を超えた管渠が増加してきていることから、今後、多額の更新費用が必要となるなど、厳しい経営環境が続くと予測されます。これらに対応し、将来にわたって持続可能な下水道事業の実現に向けて、今後は、平成28年度に策定した経営戦略に基づいた計画的な施設の長寿命化、更新改良に努めていきます。
経営状況
収支構造
総額48.7億円
総額45.1億円