大阪府阪南市:阪南市民病院の経営状況(2019年度)
大阪府阪南市が所管する病院事業「阪南市民病院」について、2019年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2019年度)
地域において担っている役割
自治体病院として、救急医療や小児医療などの不採算医療を担いつつ、泉州南部地域の中核的病院として住民の方々に必要とされる医療機能を地域の医療機関と連携を図りながら安定的に提供することが求められている。また、大規模地震や津波などの自然災害発生時には、市の災害医療センターとして医療活動を行うなど、有事においても重要な役割を担っている。
経営の健全性・効率性について
平成23年4月から利用料金制による指定管理者制度を導入し市民病院を運営しているが、収益面では提供する医療の質の向上や人間ドック・企業健診など健康管理センターの充実などによる収益増加の取り組み、更に、費用面では固定経費をはじめとした徹底したコスト削減による費用削減の取り組みによる成果が継続して出ている。具体的には、令和元年度における経常収支比率は、年度末に新型コロナウイルス感染症の影響があったものの、常勤医師が増員したことで病床利用率が前年度と比較して6.4%増加したことや外来患者1人1日あたり収益が増加したことなど、医業収益の増収を背景として前年度に引き続き100%を上回った。これにより累積欠損金比率も同様に減少しており、健全な病院経営となった。
老朽化の状況について
平成25年3月に新病院に建て替えを行ったことで病院施設全体が比較的新しいため、有形固定資産減価償却率は類似病院平均値を大きく下回っている。一方、医療機器については、施設建替えと同時期に購入しているため、償却期間満了に近づいてきていることから、昨年度と同様に器械備品減価償却率は上昇傾向にあるものの、単年度収支の改善により、CTなどの主要器機の更新を順次実施している。
全体総括
指定管理者制度導入の効果は、常勤医師の招聘を背景とする入院・外来患者数の増加による収益増加や診療材料費などの経費削減など病院運営改善の継続した取り組みが経常収支の連続した黒字化となって表れている。今後も泉州南部公立病院機能連携推進基本構想に基づく市立貝塚病院やりんくう総合医療センターとの役割分担に基づき診療体制を維持するとともに、患者情報共有システムの活用による地域の医療機関との連携を継続し、外来・入院患者数の増加による収益向上に取り組んでいく。上記の取り組みを今後も継続実施し、安定した病院経営を行うことで、公立病院本来の役割である救急医療や小児医療などの不採算医療の提供を行う。施設や医療機器の改修等については、引き続き指定管理者と協議の上、費用対効果を勘案して計画的に進めていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
阪南市民病院の2019年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の阪南市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。