大阪府阪南市:阪南市民病院の経営状況(2016年度)
大阪府阪南市が所管する病院事業「阪南市民病院」について、2016年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2016年度)
地域において担っている役割
自治体病院として、救急医療や小児医療などの不採算医療を担いつつ、地域の中核的病院として住民の方々に必要とされる医療機能を地域の医療機関と連携を図りながら安定的に提供することが求められている。また、大規模地震や津波などの自然災害発生時には、市の災害医療センターとして医療活動を行うなど、有事においても重要な役割を担っている。
経営の健全性・効率性について
平成23年4月より、それまで市直営であった病院運営を、民間医療機関のノウハウを活用するために指定管理者制度を導入し、市民病院を運営している。また、指定管理者の経営努力を促すために利用料金制を採用することで、収益面では提供する医療の質の向上や人間ドック・企業健診など健康管理センターの充実などによる収益増加の取り組み、更に、費用面では固定経費をはじめとした徹底したコスト削減による費用削減の取り組みによる成果が病院経営に直接反映されるように制度構築してきた。その結果、経常収支比率は100%を下回っているものの上昇傾向にあり、類似病院平均値を上回っている。併せて、累積欠損金比率も類似病院平均値を上回っているものの、医業収益の増加により減少傾向にある。一方で、外来患者1人1日当たり収益は上昇傾向にあるものの、かかりつけ医からの紹介患者割合が低い等の要因で、類似病院平均値を下回っている。
老朽化の状況について
病院施設は、旧阪南市立病院時代からの懸案であった老朽化の解消と病院機能の充実を図ることを目的に、平成25年3月に新病院に建て替えを行ったことで比較的新しい建物となっている。そのため、有形固定資産減価償却率は、類似病院平均値を大きく下回っている。また、医療機器についても計画的に更新を行っていることから、機械備品減価償却率も上昇傾向にあるものの、類似病院平均値を下回っている。
全体総括
市直営時代の病院経営悪化の解消は、指定管理者制度の導入により、病院経営の健全性や効率性における数値をみても類似病院の平均値を上回るなど一定の成果があがっていると考えられるが、導入から現在に至っても、単年度経常収支の黒字化や病床利用率などが目標数値には達していない状況にある。今後も、公立病院本来の役割を果たすため、泉州南部公立病院機能連携推進基本構想に基づき、市立貝塚病院やりんくう総合医療センターとの役割分担を明確にするとともに、患者情報共有システムの活用で地域の医療機関との連携を図り、外来・入院患者数の増加による収益向上に取り組んでいく。上記の取り組みを実施することで、安定した病院経営を行い、救急医療や小児医療などの不採算医療を継続して提供していく。また、施設や医療機器の改修等についても、指定管理者と協議の上、費用対効果を勘案して計画的に進めていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
阪南市民病院の2016年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の阪南市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。