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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率は類似団体平均値を下回っているが、100%を超えており、健全な経営状況にある。昨年度より4.13ポイント減となったのは、流域下水道維持管理費負担金の増が影響している。③流動比率は類似団体平均値を大きく下回っている。本市は合流式での下水道整備を進めてきたため、分流での整備を進めてきた類似団体よりも事業規模が大きく、整備ピーク時に発行した多額の企業債を、現在でも償還中であることが影響している。④企業債残高対事業規模比率は、前述の理由から類似団体平均値を上回っているが、投資額の低減により企業債の発行額が、償還額を下回っているため、企業債残高は減少傾向にある。⑤経費回収率は100%を超え、類似団体平均値を上回っており、汚水処理に必要な費用は使用料でまかなわれている。昨年度より11.05ポイント減となったのは、流域下水道維持管理費負担金の増が影響している。⑥汚水処理原価は類似団体平均値を上回っているが、有収水量の減及び汚水処理費の増の影響により増となった。⑧水洗化率は類似団体平均値を下回っているが、経営を安定させるため、水洗化を促進し使用料収入の確保を図っている。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率、②管渠老朽化率ともに類似団体平均値を下回っているが、増加傾向にある。本市は昭和35年より事業着手しており、標準耐用年数を経過する管渠が増加しているためである。③管渠改善率は類似団体平均値を下回っているが、複数年事業により工事を実施しており完了時に計上予定であるため0.00%となっている。 |
全体総括平成29年度に策定した「八尾市公共下水道事業経営戦略」について、令和2年度に投資財政計画の見直しを実施し、同計画に基づいた事業運営を行った。前年度と比較して、流域下水道維持管理費負担金の増の影響により①経常収支比率や③経費回収率が減となった。今後も物価高等などにより上記負担金および維持管理費が今年度と同様に推移することが見込まれる。当市では令和7年度に経営戦略の見直しを行うが、投資財政計画に直近の物価上昇等を反映して改定を行う。 |
出典:
経営比較分析表
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