事業・施設概要
| 都道府県 | 愛知県 | 経営主体 | 美浜町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 20,980人 |
| 現在給水人口 | 20,938人 | 給水区域面積 | 4,620ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%以上となっており黒字といえるが、昨年度に引き続き減少している。これは給水人口の減少に伴い給水収益が減少しているからである。また、②累積欠損金は発生していないため0%となっているが、引き続き給水人口が減少しているため今後の数値が悪化する可能性もある。③の流動比率は令和4年度も年度内の水道管工事等への支払いの大部分が終わっていたため未払金が減少しており、519.79%増加している。④企業債残高対給水収益比率は平均と比べるとかなり低いが年々増加している。近年は毎年度新規起債し、耐震管更新工事を行い、耐震化率を上げるよう努めている。これからも増加すると思われる。⑤料金回収率は100%を下回ってしまったため、給水にかかる費用が給水収益以外の収入で賄われたこととなるが、令和6年度に料金改定を予定しており、今後改善予定である。⑥給水原価は平均と比べると低いが、年々増加している。給水人口の減少や水道管の老朽化に伴う維持管理費の増加に伴い今後も高くなる見込みである。⑦施設利用率はわずかに減少しており、平均に比べても少なくなっているが、これは給水人口が減っているからである。⑧有収率は横ばい状態であり、平均に比べると高いが、これからも老朽管の布設替工事を行い、漏水等へのを対策を行っていく予定である。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率及び②管路経年化率は平均より高く、徐々に増加している。これは法定耐用年数を経過した資産や管路の老朽化度合が進んでいるためである。毎年管路更新を行ってはいるが、更新が追い付いていないのが現状である。③管路更新率は横ばいで、平均より高くなっている。これは毎年重要給水施設配水管耐震工事を行っているためである。
全体総括
経営指標より、給水収益が年々減少傾向にあるが、単年で見ると健全な経営状態である。しかし、企業債残高対給水収益比率で平均より大きく下回っていることから投資不足であることがわかる。また、管路経年化率も年々増加し続けているため、今後も起債を続け、継続して老朽管の更新や耐震化を行っていく必要がある。令和6年度と令和8年度に料金改定を行い給水収益を増やして経常収支比率を平均値に近づけていく予定である。収支バランス、投資バランスを総合的にまとめた経営戦略を平成30年度に策定をしたが、策定時とは世相が大きく変わり、物価や人件費の高騰により経費が増加しており、料金改定も含めたうえで改めて策定しなおす必要がある。
経営状況
収支構造
総額4.7億円
総額4.5億円