事業・施設概要
| 都道府県 | 愛知県 | 経営主体 | 美浜町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 22,635人 |
| 現在給水人口 | 22,590人 | 給水区域面積 | 4,620ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率及び⑤料金回収率は100%以上であり、単年度における経営は概ね良好である。収益不足による一般会計からの繰入も無く、給水収益で事業運営がなされている。また、②累積欠損金比率については、平成19年度以降累積欠損金が発生していないことにより0%となっている。しかしながら、人口減少・節水傾向により給水収益が減少しているため、今後は数値が悪化することが想定される。③流動比率は類似団体平均値と比べ高いが、昨年度より低下している。工事費等の支払行為が年度末を越え、未払金として多く残ったことによる。④企業債残高対給水収益比率が低いのは平成19年~平成24年まで新規起債が無く、企業債残高が少額となっていることによる。単年度の経営状態は良好だが、必要な投資・更新が遅れ、現金保有が増している状況である。⑦施設利用率については、平成27年度において約53%まで低下した。これは人口減少等による配水量減少に伴うもので、施設更新時の配水能力見直しが必要である。⑧有収率では類似団体・全国平均と比べると高いが、今後も継続して漏水調査を行っていく。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率及び②管路経年化率は平均値より高い。特に法定耐用年数を経過した管路の増加が年々進んでおり、③管路更新率と合わせて考察すると更新投資が大幅に遅れていることが分かる。また、当町においては大規模な区画整理、管路拡張計画が近年無く、数値を下げている要因とも考えられる。なお、平成25年度より河和配水池付近の管路耐震化事業を優先して実施しているが管路延長が短いため全体から見る更新率への影響が少ない。
全体総括
経営指標より、給水収益が年々減少傾向にあるとはいえ、単年で見れば健全な経営状態である。しかしながら、明らかに投資不足・管路更新不足の状態が分かる。日常的な漏水事故・大規模災害への対応として管路更新は喫緊の課題ではあるが、積極的に実施するためには現状の収益状態では不可能であり、今後、起債の増加とともに料金体系の見直しも必要と考察する。収支バランス・投資バランスを総合的にまとめた経営計画の策定が必要である。
経営状況
収支構造
総額5.0億円
総額4.5億円