事業・施設概要
| 都道府県 | 静岡県 | 経営主体 | 函南町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 36,882人 | 現在処理区域内人口 | 128人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 106人 | 現在処理区域面積 | 8ha |
| 晴天時現在処理能力 | 57m³/日 | 下水管布設延長 | 1km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、100%を上回っており、類似団体平均値、全国平均値と比較しても上回っている。また、経費回収率は、前年度と比較して微増となったものの、類似団体平均値、全国平均値と比較して下回っている。要因として、分子要因である使用料収入が少ないことが挙げられる。改善策のひとつとして、使用料金の改定が考えられるが、大幅な値上げを行うと、使用者の負担を著しく増加させるため、慎重に検討していく必要がある。累積欠損金比率については、令和3年度より公営企業会計に移行し、法適用となったことから、欠損金の累積がされていないため、類似団体平均値、全国平均値と比較して下回っている。流動比率は、類似団体平均値、全国平均値を上回っているが、100%を下回っている。流動比率の分母要素となる流動負債は、企業債が多くを占めているため、この状況はしばらく続くことが見込まれる。一般財源の不足により、他会計繰入金にて企業債を償還しているが、将来的に償還金額が減少していくことにより使用料で賄って行けるような経営の改善を図っていく必要がある。汚水処理原価は、類似団体平均値、全国平均値と比較して上回っている。分子要因である汚水処理費は、マンホールポンプ点検業務を隔年で行っていることにより、隔年で増減している。施設利用率は、使用者の減少により、減少傾向にある。水洗化率は、類似団体平均値、全国平均値と比較して下回っている。使用者の減少により接続件数が伸びていないことが減少している原因と判断する。
老朽化の状況について
平成10年4月に供用開始した田代処理区は、供用開始から25年が経過し、主要な機械・電気設備が耐用年数を経過している状況である。今後は施設の老朽化が進行し、施設の機能低下、補修・修繕費の増大など施設の円滑な維持管理運営が困難となることが懸念されることから、計画的な機能保全計画(最適整備構想)を令和2年度に策定した。今後、計画を活用しながら、施設の持続的な維持管理運営を行っていく必要がある。
全体総括
経営の健全性の面からみると、慢性的な赤字経営となっている。現状では対象区域の人口規模も年々減少している一方、施設の維持費用の増額等により、歳出規模は年々増加の傾向をたどっているが、令和4年度は前年度と比較して営業費用、営業外費用ともに減少した。令和3年度予算より公営企業会計に移行したことで、経営の可視化を図り、使用料金の値上げも含め、効率的な経営を推進していく。
経営状況
収支構造
総額1,246.5万円
総額1,157.2万円