事業・施設概要
| 都道府県 | 静岡県 | 経営主体 | 函南町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 38,261人 | 現在処理区域内人口 | 126人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 121人 | 現在処理区域面積 | 8ha |
| 晴天時現在処理能力 | 57m³/日 | 下水管布設延長 | 1km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率が継続して100%を下回っており、農業集落排水の使用料金で汚水処理費、維持管理費を賄えていないことを示している。改善の方策として将来的な使用料金の値上げを検討しているが、仮に使用料金が倍額になったとしても、100%には到達しない見込みである。使用者の負担を著しく増加させないためにも、今後適正な使用料金の設定を検討していく必要がある。④企業債残高対事業規模比率でH27.H28が0となっているのは、一般財源の不足により、他会計繰入金により企業債が全額償還されているためである。⑤経費回収率については、使用料金で回収すべき経費の割合であり、全国平均を下回っているため、使用料金が適正でないこと示している。料金改定は利用者の負担を伴うため、段階的に行う必要がある。⑥汚水処理原価については、年々人口減少が進んでいることから、相対的に汚水処理単価が上昇している。⑦施設利用率については、人口減少により汚水量が減っているため相対的に減少傾向にある。⑧水洗化率は、常に95%近くを確保しており、問題はないものと判断される。
老朽化の状況について
当施設は平成11年度より供用開始し、20年弱が経過するが、施設・本管ともに老朽化度は低く施設の更新は行っていない。今後の人口変動、経済性、効率性などを考慮し老朽化対策を検討していく必要性はある。
全体総括
経営の健全性の面からみると、慢性的な赤字経営となっている。現状では対象区域の人口規模も年々減少している一方、歳出規模は年々増加することから、他会計から繰入れしなければ維持していくのが困難であり使用料金の値上げについても検討をしている。優良農地の保全のための町政策であり、施設整備にかかる企業債償還負担等を町が行っているが、維持管理相当分については、受益者の負担で賄える経営となるよう中長期的な計画を策定する必要がある。また、将来を見据え、施設の老朽化に備えた対応を検討する必要がある。
経営状況
収支構造
総額420.2万円
総額413.9万円