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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率は、前年度から0.65ポイント減少し、全国平均及び類似団体平均値も下回っていますが、健全経営の水準とされる100%超を維持しています。④企業債残高対事業規模比率は全国平均及び類似団体平均値を大きく超えています。事業の概成により企業債の新規借入れがなく、数値は減少傾向が続く見込みですが、使用料収益も人口減少に伴い減少する見込みであることから、平均値との乖離状況は続くものと見込まれます。⑤経費回収率は、動力費の安定などにより前年度から4.51ポイント増加し、類似団体平均値を上回りました。今後、人口減少に伴う使用料収入の減少が見込まれるなか、コストの縮減や業務の効率化に一層努めていく必要があります。⑦施設利用率及び⑧水洗化率は全国平均及び類似団体平均値を上回っていますが、⑥汚水処理原価は全国平均及び類似団体平均値より高い状況が続いており、経営状況の厳しさを表しています。引き続き、未接続世帯に対する接続促進に取り組み、有収水量の増加に努めるとともに、様々な課題を中長期的な視点で検討する必要があります。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率、②管渠老朽化率及び③管渠改善率について、事業概成により新たな固定資産の取得がないこと、また、事業供用開始からの経過年数が15年程度であることから、現状では老朽化に関する喫緊の課題は発生していません。当面は施設の管理を適切に行い、施設の安定稼働に努めます。 |
全体総括平均を上回る指標もありますが、高い汚水処理原価となっている経費を一般会計からの繰入により補っている非常に厳しい経営状況です。当面は、接続率向上や経費回収率の改善等の課題に取り組み、経営の効率化を図りながら、中長期的には、農業集落排水事業の今後の方向性などについて検討を行い、下水道サービスの持続的・安定的な提供に努めます。 |
出典:
経営比較分析表
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