事業・施設概要
| 都道府県 | 千葉県 | 経営主体 | 流山市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A2 | 行政区域内人口 | 177,252人 |
| 現在給水人口 | 174,312人 | 給水区域面積 | 3,531ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性を示す経常収支比率は、類似団体と比較しても非常に高く、流山市の人口増加に比例している。料金回収率は、類似団体よりも低いが、長期経営の観点から大口利用者の料金値下げを実施したにも関わらず、100%を上回っており、大口利用者の専用水道への移行も無かったことから、料金見直しの効果があったものと推察する。流動比率は、ほぼ横ばいであるが類似団体より高い水準を保っており、支払能力には問題はない。企業債残高給水収益比率は、類似団体よりも高くなっているが、年々減少しており平成29年度予算では、企業債を計上していないことから、今後も負担は減少する見込みである。給水原価は、類似団体より高いが、流山市では区画整理に伴う拡張整備を進めているためと推察する。また、有収率、施設利用率も高く、効率的な稼働が収益に繋がっている。施設改修も計画的に行っている。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、類似団体を下回っているが徐々に上昇傾向であることに変わりは無く、老朽化は進んでいる。また、管路経年化率、管路更新率は類似団体を下回っているが、年度の多少ばらつきはあるものの、配水本管の更新を平成36年度末100%を目標に事業を行っている。
全体総括
経常収支比率等の状況から経営の健全性は、現在良好といえる。これは、全国的にも稀な人口増加が大きく影響しているものと考える。ただし、新規事業者の専用水道利用の情報があるなど、大口水道利用者の水道離れに歯止めをかける対策が急がれる状況で「特約制度」の検討をしている。財務の安全性については、企業債の借入れを抑制し、債務負担の減少を図っていく。施設の効率性や活用度は、類似団体より良好であるが、減価償却率は上昇傾向にあり、管路更新率は、類似団体より低く、計画的に更新を実施していくことが必要である。
経営状況
収支構造
総額38.7億円
総額30.8億円