事業・施設概要
| 都道府県 | 千葉県 | 経営主体 | 佐倉市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A2 | 行政区域内人口 | 169,930人 |
| 現在給水人口 | 161,057人 | 給水区域面積 | 10,369ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率電気料金の高騰が落ち着いたことや、受水単価の見直しにより費用が減少したため、前年より増加する結果となった。②累積欠損金比率累積欠損金の発生はない。③流動比率全国平均や類似団体平均と比べて高い水準にある。前年より増加しているのは、流動資産(現金)が増加したことによるもの。④企業債残高対給水収益比率平成22年以降、企業債の新規借入をしていないため、全国平均、類似団体よりもはるかに低い。⑤料金回収率前年にコロナ禍における負担軽減のため水道料金の基本料金減免を実施したため、前年よりも増加している。⑥給水原価電気料金の高騰が落ち着いたものの、有収水量が減少したことで前年よりも増加する結果となった。⑦施設利用率全国平均、類似団体平均をともに上回っており、効率よく施設を利用できている。⑧有収率全国平均、類似団体平均をともに上回っており、ロスを低く抑えて収益化できている。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率前年比+1.45ポイント増加したものの、全国平均や類似団体平均と比べて低い数値を維持している。②管路経年化率近年、耐用年数を迎える管路は、市内の開発が盛んに行われた時期に布設されており、前年比+1.78ポイントとなった。全国平均や類似団体平均と比べて低い数値ではあるものの、依然として老朽化が進んでいる。③管路更新率前年比△0.36ポイントで全国平均や類似団体平均をやや下回る数値となった。この要因は令和5年度から令和6年度にまたぐ継続事業が多かったことによる。耐用年数や経年化率を考慮し、今後も着実に更新していく必要がある。
全体総括
流動比率等、類似団体平均や全国平均と比較してまだ良好な指標もある一方で、経常収支比率や料金回収率等については、水需要の減少や、老朽化した施設修繕費用の増加から、平均値よりも低い数値を示しており、給水原価が供給単価を上回る逆ザヤの状態が続いている。今後、水需要のさらなる減少による収益減が見込まれる一方で、災害対策のための耐震化工事や、施設の老朽化による費用が増加することが見込まれ、より一層厳しい経営環境が予想される。上記のように経営基盤の強化が求められる状況であることから、今後も定期的に事業量の見直しや料金のあり方等について検討していく。
経営状況
収支構造
総額38.9億円
総額37.3億円