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千葉県銚子市:公共下水道の経営状況(2015年度)

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経営比較分析表(2015年度)

経常収支比率

収益的収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

企業債残高対事業規模比率は、算定数値の変更に伴い、2,582.60から681.71に変更となり、年々起債借入額が減少していることにより減少傾向にある。収益的収支比率は、大口利用者による有収水量及び料金収入の増加により、平成27年度は73.03%と改善しているが、依然として低い状況にある。施設利用率についても、有収水量の増加により、平成27年度は48.35%と改善しているが、依然として低い水準である。経費回収率は、汚水処理原価が平成27年度で157.91円と微増傾向であるが、平成27年度は99.63%で、平成25年度以降、100%に近い数値で推移しており、概ね汚水処理費は使用料で賄えている。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

供用開始50年未満であるため老朽管は存在しないが、硫化水素等による劣化のため、更新改良が必要な管渠が一部存在しており、平成26年度まで未実施だった管渠改善を平成27年度から実施している。

全体総括

収益的収支比率及び施設利用率は、有収水量及び料金収入の増加により、改善しているが、依然として低い状況にある。また、経費回収率は平成25年度以降、100%に近い数値で推移しているが、有収率は78.17%と低い状況にある。水洗化率についても、77.21%と改善しているが、県平均と比べ依然として低い状態にある。今後の課題として、新たな下水道接続の普及活動を行い、引き続き水洗化率の上昇に努める必要がある。また、老朽化した管路施設やマンホールの更新などの不明水対策を行っていく必要がある。

出典: 経営比較分析表,

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