事業・施設概要
| 都道府県 | 千葉県 | 経営主体 | 銚子市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 53,509人 |
| 現在給水人口 | 52,888人 | 給水区域面積 | 8,307ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率からは、単年度黒字の維持が読み取れるが、⑤料金回収率は100%を下回っており、給水にかかる費用が一般会計からの繰入金などの給水収益以外で賄われている。これは、物価高騰などによる営業費用の増加に加え、人口減少に伴い給水収益が減少していることが原因であり、適切な料金収入を確保することについて、検討しなければならない。③流動比率から読み取れる支払い能力は、現時点で問題はない。④企業債残高対給水収益比率は、類似団体平均値を下回っているが、今後も継続して老朽化した施設を更新する必要があるため、増加していくことが見込まれる。⑥給水原価が類似団体平均値よりも高い要因として、施設を直営していることから、職員数が多く、費用に占める人件費の割合が高いこと、本市西部地区における水需要のための受水に係る基本料金が割高となっていることが原因として挙げられる。⑦施設利用率は、類似団体平均値よりは高いものの、今後も人口減少による給水量の減少が予想されるため、施設規模の適正化に努める。⑧有収率は、類似団体平均値よりは高いものの、漏水量の増加などにより無効水量が増加し、前年度から大きく減少した。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率②管路経年化率ともに、上昇傾向にあり、類似団体や全国平均値を上回っていることから、施設の老朽化が進んでいる状況である。浄水施設は、適正な計画を策定したうえで長寿命化を進め、管路は引き続き計画的に更新を進めていく必要がある。③管路更新率は前年度から減少し、類似団体や全国平均値を下回っているが、完成時期が翌年度にずれ込んだ配水管布設替工事が多かったことが原因である。
全体総括
銚子市の水道事業は、給水にかかる費用を一般会計からの繰入金などの給水収益以外の収入で賄っている状況である。今後も人口減少に伴う給水収益の減少や老朽化施設の更新に係る費用の増加により、収支の悪化が予想されることから、近い将来、適正な料金水準及び料金体系への移行を検討しなければならない。今後も引き続き、老朽化施設の計画的な更新を実施するとともに、給水需要に応じた施設規模の見直しや統廃合を進めることで、より効率的な事業運営に努めていく。
経営状況
収支構造
総額21.1億円
総額21.0億円