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千葉県:循環器病センターの経営状況(2019年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2019年度)

地域において担っている役割

循環器病に関する高度かつ専門的な医療を行うとともに、地域医療・救急医療を行い、地域の救急基幹センターとしての役割や災害拠点病院としての役割を担っている。

経常収支比率

医業収支比率

修正医業収支比率

累積欠損金比率

病床利用率

入院患者1人1日当たり収益

外来患者1人1日当たり収益

職員給与費対医業収益比率

材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率および②医業収支比率ともに類似病院を下回っており、前年度と比較して経常収支比率は大きく減少している。要因の一つは、高度診療科である脳神経系において、減少となった脳卒中診療が可能な常勤医師を確保することが難しく、入院患者数が伸び悩んでいることが挙げられる。また、令和元年度は台風15号・台風21号による大雨といった自然災害の被害を受けた結果、診療に影響が出る結果となり患者数が減少したことが挙げられる。

有形固定資産減価償却率

器械備品減価償却率

1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

各種指標が類似病院を上回っており、開院から20年を経過しての設備及び施設の老朽化が進んでおり、故障が相次いで発生している状況である。また、高度専門医療を提供するために必要不可欠な医療機器に対する②器械備品減価償却率及び③1床当たり有形固定資産が高い傾向にある。

全体総括

類似病院と比較しても厳しい状況が続いており、令和元年度は台風被害の影響を受けたこともあり、前年度よりも厳しい経営状況となった。「千葉県立病院新改革プラン」に掲げた取り組みを着実に実施しながら、医業収益の改善に向けた、新規患者の獲得を目指し紹介患者の増加への取組み、材料費をはじめとした医業費用の削減に向けた取組みを引き続き行っていく。また、減少が続き医師が不足している診療科においては、引き続き常勤医師の確保に向けた関係各所との連携強化に努めていく。

出典: 経営比較分析表,

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