事業・施設概要
| 都道府県 | 栃木県 | 経営主体 | 宇都宮市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Ac1 |
| 行政区域内人口 | 513,086人 | 現在処理区域内人口 | 437,094人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 424,862人 | 現在処理区域面積 | 8,085ha |
| 晴天時現在処理能力 | 226,800m³/日 | 下水管布設延長 | 1,677km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
「①経常収支比率」は,昨年度に引き続き100%を上回っており,処理に係る費用を経常的な収益で賄えている状況であるものの類似団体と比較して低い状況にある。「③流動比率」は,令和5年度と異なり,令和6年度は純利益が生じたため,現金預金が増加し,前年度比で上昇したが,依然として100%を下回っている状況にある。「④企業債残高対事業規模比率」は,償還額が借入額を上回ったことに伴う企業債残高の減により,低下傾向にある。「⑤経費回収率」は,下水道使用料収入の増加により令和6年度は前年度比でわずかに上昇したが,100%を下回って推移している。「⑥汚水処理原価」は,汚水処理費の減少により前年度比でわずかに低下した。「⑧水洗化率」は計画的な管渠の整備及び普及促進活動により,上昇傾向にある。類似団体と比較すると,「④企業債残高対事業規模比率」,「⑥汚水処理原価」,「⑦施設利用率」,「⑧水洗化率」については,良好な数値となっていることから,相対的に効率的な経営が図られているといえる。なお,「①経常収支比率」,「⑤経費回収率」は類似団体と比較すると低くなっているものの「①経常収支比率」は100%を上回っており,また「⑤経費回収率」についても前年度を上回っていることから健全な経営状態にあるといえる。。
老朽化の状況について
「①有形固定資産減価償却率」は老朽化の進行により,上昇傾向にある。「③管渠改善率」については,令和6年度は,下水道管更新工事の延長が減少したため,前年度より低下し,その結果「②管渠老朽化率」が上昇した。類似団体と比較すると,「①有形固定資産減価償却率」「②管渠老朽化率」が高くなっており,老朽化の進行が見受けられるため,老朽管更新工事の延長を増加していく必要がある。
全体総括
経費回収率が100%を下回っている中,物価高騰,職員給与費の増加に加え,今後,施設や管路の更新需要の増加が見込まれており,安定した経営状態を維持するためには,DXや官民連携の推進による事業の効率化により,費用を抑制するとともに,予定している使用料の改定により収益性を高めていく。これにより一層の経営の効率化・健全化を図り,経常収支比率や経費回収率の向上に努める。
経営状況
収支構造
総額115.0億円
総額112.6億円