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茨城県常陸太田市:簡易水道事業の経営状況(2017年度)

🏠常陸太田市

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収録データの年度

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経営比較分析表(2017年度)

収益的収支比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

④企業債残高対給水収益比率において、類似団体と比較すると下回っている。地方債現在高については、里美北部地区老朽管更新事業が一部完了したため、一時的に減少が見込まれるが、里美南部地区と水府北部地区の統合計画により増大する見込である。今後は地方債残高を把握しながら適切な投資規模が必要になると考える。⑥給水原価において、類似団体と比較すると少し上回った。今後は里美南部地区と水府北部地区の統合計画を予定するなど、投資の効率化や維持管理費の削減に努める。⑦施設利用率において、毎年減少傾向となっている。今後は適切な施設規模の把握が必要になると考える。設備更新の際は、ダウンサイジングなどの改善を図る必要がある。

管路更新率

老朽化の状況について

水道施設については、水府地区・里美地区いずれの地域においても供用開始後約40年が経過し老朽化が進んでおり、今後の維持管理費の増大が見込まれる。そのため、毎年計画的に老朽管更新事業とし布設替工事及び施設修繕工事を実施する。

全体総括

簡易水道事業においては、給水区域が山間部に点在していることから投資効率が悪く、経営に極めて不利であるという特殊事情もあり、公費負担(収支不足額の全額を一般会計から補う)により優遇された措置が採られてきたが、原則として独立採算による運営が求められていることから、財政基盤の強化を図るとともに、経営の合理化及び効率化をより一層推進し「安全・安心な水道水の安定的な供給」に努め、健全な経営に努める。

出典: 経営比較分析表,

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