事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 猪苗代町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D1 |
| 行政区域内人口 | 12,673人 | 現在処理区域内人口 | 839人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 528人 | 現在処理区域面積 | 72ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,600m³/日 | 下水管布設延長 | 18km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、使用料等の収入に対し、浄化センターに係る維持管理費等に係る支出が上回っているため100%を切っている。適切な使用料収入が確保できていない状況である。②累積欠損金比率は、前年に引き続き増加しており、健全な経営を持続していくためにもより一層の経営努力が必要である。③流動比率については、多額の企業債償還金が有り平均値よりも下回っている。④企業債残高対事業規模比率は100%以下で平均値よりも大きく下回っている。その要因として当町は観光地であり猪苗代湖の環境保全を目的として積極的に下水道整備を進めてきており、多額の企業債残高をかかえている。⑤経費回収率は100%を下回るため、一般会計からの負担金に頼らざるを得ない状況である。⑥汚水処理原価は平均値よりも高くなっている。要因としては、施設規模に対し汚水量が当初計画の半分以下となっている。⑦施設利用率が低いため、施設の統廃合及び水洗化率向上に向けた取り組みが必要である。⑧前年からほぼ同じ状況であり、人口減少・高齢化が進んでいることで水洗化率が伸びていないことが要因と思われる。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、年々増加しているため、老朽化した施設の設備等について、ストックマネジメント計画に基づく計画的な更新を行っていく必要がある。②管渠老朽化率は、法定耐用年数を超えた管渠延長はない。③管渠改善率は、改善(更新・改良・維持)した箇所はない。
全体総括
経費回収率は100%を下回り各比率とも健全とは言い難い状況である。企業債償還額が大きく、一般会計からの負担金に頼らざるを得ない状況となっている。法適用会計のため独立採算が求められ、さらには施設の耐震化及び老朽化した設備更新も迫っていることから、接続率の向上と適正な使用料の見直しを行い健全な経営に努める必要がある。
経営状況
収支構造
総額6,771.7万円
総額8,573.3万円