福島県鏡石町:農業集落排水の経営状況(2021年度)
福島県鏡石町が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2021年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
●農業集落排水事業は、平成10年度に完了済。整備当時は、建設に係る経費としての資本的収入は国からの多額の補助金、企業債借入金、さらに一般会計繰入金を財源としていた。整備後の現在では企業債の償還に一般会計繰入金を充てている状況にある。●水洗化率は、昨年比ほぼ横ばいとなったが、節水タイプの機器普及やそもそもの処理人口減少に伴い有収水量は減少傾向にある。農業集落排水事業区域内への新規住宅建築が期待出来ない土地利用規制もある中で、事業収益の9割強を占める成田地区において阿武隈川上流域治水対策プロジェクトが計画されるなど、処理人口・有収水量の減少傾向は今後益々拍車がかかる状況にあることから、事業の維持・経営の健全化に向けた取組が必要である。●経費回収率は基準内繰入金の適正化により改善されたが、類似団体より低いため、健全な経営のために料金改定の検討をすすめる。●企業債残高対事業規模比率は、基準内繰入金の適正化により類似団体平均より低くなったものの、台風19号災害復旧事業に伴う災害復旧事業債の新規借入により起債残高が増加している中で遊水地整備事業との兼ね合いで更新事業の先送り等で比率が減少している。
老朽化の状況について
●平成8年からの一部供用開始であり、令和元年台風19号により処理場が水没、電気機械設備を交換済みのため設備・管渠等は比較的新しい。管渠築造整備は完了済となっていることから、平成29年度より農山漁村地域整備事業交付金を活用し、施設の維持管理費の平準化・コスト削減と施設の延命を図る長寿命化の取り組みに着手中であったところ、令和元年台風19号による災害により阿武隈川上流域治水対策プロジェクトが計画され、成田地区において処理場を含んだ主要部分が影響を受ける見通しとなっており、改築更新事業計画を見直し必要最低限度の機能維持のための補修が必要になっている。
全体総括
●水洗化普及の一層の推進や施設・管路などの効率的・効果的な維持管理に努め、今後も汚水処理事業を継続するため町民の理解を得ながら使用料や農業集落排水分担金の適正化に取り組む。具体的には、平成28年度に策定した経営戦略に基づき経営の安定化を図ることになるが、使用料収入の9割強を占める成田地区において阿武隈川上流域治水対策プロジェクトが計画されており、今後の動向により汚水処理事業そのものの大幅な見直しが必要となることが予想される。そのため当該計画の動向に注視しつつ、無駄のない施設整備・投資となるよう関係機関連携の上、適切な時期に適切な対応を図りたい。令和5年4月から地方公営企業法適用予定。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2021年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の鏡石町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。