事業・施設概要
| 都道府県 | 山形県 | 経営主体 | 戸沢村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D3 | 行政区域内人口 | 4,857人 |
| 現在給水人口 | 4,825人 | 給水区域面積 | 16,902ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は平成27年度に大幅に向上した。これは平成27年度に建設改良事業が無かったことと料金収入が増加したことに起因する。料金収入は平成27年度に観光客の増加等により業務営業用の料金が増え、高額滞納者対策として分納確約書を締結し料金収納の向上に努めた。これにより、料金回収率は徐々にではあるが、右肩上がりとなり、平成27年度に約60%に達し、類似団体平均値よりも約20%高くなっている。今後も適切な料金収入に努め、改善を図っていく。給水原価が類似団体平均よりも高くなっているのは、建設改良事業によって地方債償還金が大きいことと、年間総有収水量の低下が影響している。しかし、管路更新工事が平成26年度で一旦終了したため、今後は類似団体平均を下回って行くと考えられる。年間総有収水量は、給水人口の減少に伴って新鮮な水道水を維持するために必要な年間有効無収水量が増したことと不明水が影響している。これらは有収率の低下にも繋がっているため、夜間配水流量を低いレベルで維持しながら、適切な維持管理に努めていく。また、将来的に老朽管更新を行う際は配水管の口径、延長など規模の縮小を視野に入れていく必要があると思われる。
老朽化の状況について
平成26年度で老朽管更新工事は一旦完了した。一部区域内にはまだ老朽管が残っているが、これは他の工事(高規格道路関連)に併せ行う予定となっている。今後は耐用年数と本村の給水人口などの状況を考慮しながら、短期間に更新費用が極端に大きくならないよう計画的、順次更新を実施していく。平成28年度より、昭和47年から稼働している草薙飲料水供給施設の更新事業が始まり、基本設計を実施した。実施設計は平成30年度以降に行う計画となっており、水道事業の経営状況と村の財政を鑑みながら施工していく。
全体総括
収益的収支比率を改善するため、計画的な改良工事と維持管理を行い、業務の見直しや民間委託など事務の効率化を行う。料金収入に関して高額の滞納者が存在するため、社会情勢も考慮しながら電話や訪問を行い納付を促し、今後も収納率の向上に努めたい。
経営状況
収支構造
総額1.6億円
総額9,052.9万円