事業・施設概要
| 都道府県 | 山形県 | 経営主体 | 酒田市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定地域生活排水処理 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | K2 |
| 行政区域内人口 | 96,777人 | 現在処理区域内人口 | 1,832人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,782人 | 現在処理区域面積 | 1,108ha |
| 晴天時現在処理能力 | 834m³/日 | 下水管布設延長 | 0km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
「①経常収支比率」は、使用料収入等で維持管理費や支払利息等の費用を賄えたため、100%を超えている。「②累積欠損金比率」は、令和3年度に議会の議決を経て資本金の額を減少し、未処理欠損金に補填したことで解消した。「③流動比率」は、前年度から改善されたが、建設改良費に充てた企業債の償還は今後も続くため、今後も短期債務に対する支払い能力を高めるよう努めていく。「④企業債残高対事業規模比率」は、企業債残高が大きいため平均値を大きく上回っており、投資規模が過大な状態にある。(※固定資産台帳の修正により、正しくは、平成30年度「952.59」となる。)「⑤経費回収率」は、1人当たりの汚水処理費が集合処理よりも高額となり、使用料収入で費用を賄えていない状況となっている。「⑥汚水処理原価」は、汚水量に対して1人当たりの汚水処理費が大きいことが原価が高い要因となっている。「⑦施設利用率」は、中山間地域の空家等の増加により約56%と低く、効率的な運用とは言えない状況となっている。「⑧水洗化率」は、平均値を上回っているが、今後、更なる人口減少により、使用料収入が減少することが懸念される。
老朽化の状況について
「①有形固定資産減価償却率」は、令和2年度以降は施設整備を行っておらず、過去に整備した構築物に係る減価償却が進んでいることから、年々上昇しており、平均値を上回っている。「②管渠老朽化率」及び「③管渠改善率」は、合併処理浄化槽による個別処理であり、集合処理のような管渠整備を行っていないため、該当する値はない。平成11年度から施設整備を行っており、現在は新たな施設整備は行っていないが、事業初期の浄化槽は設置してから23年が経過していることから、ブロワーや汚水ポンプの修繕費等で維持管理費が増加傾向となっている。
全体総括
合併処理浄化槽事業は、集合処理に比べて維持管理費が割高となっており、集合処理と同額の使用料体系では維持管理費も賄えていない状況となっている。今後、使用料収入の減少や施設の老朽化による費用の増加が懸念される中で、法適用に馴染まない事業を継続していくためには、一般会計からの繰入が必要不可欠である。
経営状況
収支構造
総額9,554.4万円
総額8,431.7万円