岩手県八幡平市:八幡平市立病院の経営状況(2023年度)
岩手県八幡平市が所管する病院事業「八幡平市立病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
八幡平市
末端給水事業
八幡平市立病院
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収録データの年度
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
地域医療の拠点として、一般病床60床(うち地域包括ケア病床36床)と常設の診療科外来のほか専門外来及び人工透析外来を継続し、診療の充実と良質な医療の提供に努めている。地域医療連携の強化、地域包括ケアシステムへの積極的な参画が求められている中においては、盛岡構想区域の医療機関と連携した医療体制を構築し、近隣の医療機関との役割分担を図りながら在宅復帰のための支援を行っている。「地域に根ざし、親しまれる病院づくり」を目指し、地域包括ケア病床を核に、訪問診療・訪問看護などの在宅医療の拡充を図る。
経営の健全性・効率性について
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後も引き続き感染外来診療を行うとともに、入院を必要とする患者の受入病床を確保して入院治療を行い、院内感染対策にも積極的に取り組んだ。入院患者の受入れ態勢が回復したことから、延べ入院患者数及び入院収益が増加した。また、常勤医師による診療に加え、消化器内科など9つの専門外来と人工透析外来の継続により他市町からの患者も増加傾向にあり、全体的に医業収益の向上が見られた。材料費は在庫数の適正管理に努め、コストの削減を図った。経営の健全性を示す「経常収支比率」は入院患者数の増加等により医業収益は増加したが、一般会計繰入金が減額となったことで前年度比減の105.9%となった。経営の収益性を示す「修正医業収支比率」は、医業収益の増により前年度比増の71.7%となった。「経常収支比率」及び「修正医業収支比率」から、医業収益のほか一般会計繰入金により、病院事業に必要な費用を賄っている状況となっている。令和5年度は「八幡平市立病院経営強化プラン」を策定。今後はこのプランに基づき、質の高い医療の提供と併せて、経営の健全化に取り組んでいく。
老朽化の状況について
令和5年度は、安代診療所外壁等改修工事を行い、施設の適切な維持管理に努めたほか、大腸ビデオスコープや上部消化管汎用ビデオスコープなどの医療機器を購入し、安心安全で良質な医療を提供できる体制を整備した。令和2年度に病院が新築移転し、建物及び医療機器等が更新されたことにより、減価償却率が低くなっている。今後は、予防保全を含め計画的な改修を行い長寿命化を図る。
全体総括
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、病棟ロックダウンにより入院患者数が減少した令和4年度と比較し、令和5年度は院内感染防止対策を継続して取組むことにより、入院患者の受入れ体制が回復し入院患者数の増加につながった。しかし、病院建設や医療機器等の更新に伴う企業債償還額や医業費用に加えて、人件費のほか物価の高騰等による医業費用も増大してきており、今後もより一層、収益の確保と経営コストの削減に取り組む必要がある。今後においては、策定した「八幡平市立病院経営強化プラン」を基に、地域医療介護連携の推進により入院患者数を確保しながら、病床利用率・診療単価の向上及び経費の削減などの取り組みを行い、経営の効率化を図っていく。また、地域の中核病院として、病院機能を最大限に発揮し、地域のニーズを的確に捉えた質の高い医療の提供を行っていくとともに、引き続き、新興感染症の発生時には地域医療を守る拠点として感染外来及び各種検査等の対応を維持していくものである。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
八幡平市立病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の八幡平市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。