事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 中標津町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 22,094人 | 現在処理区域内人口 | 25人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 25人 | 現在処理区域面積 | 5ha |
| 晴天時現在処理能力 | 190m³/日 | 下水管布設延長 | 1km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率経常収益を経常費用が上回っていることから、100%を下回る状況となった。②累積欠損金比率営業収益が低く、純損失となったことにより、当年度未処理欠損金と当該比率が発生する状況となった。③流動比率流動負債が大きく、流動資産が少ないことから、100%を大きく下回っており、債務に対する支払能力がほとんど無い状況である。④企業債残高対事業規模比率企業債残高に対して使用料収入が低く、類似団体及び全国平均値を大きく上回る状況となった。⑤経費回収率100%を大きく下回っていることから、汚水処理費を下水道使用料で賄えていない状況である。⑥汚水処理原価年間有収水量が少ないことから、類似団体及び全国平均値を大きく上回る状況となった。⑦施設利用率類似団体及び全国平均値を大きく下回っており、施設の利用状況が低く、適正な施設規模では無い状況である。⑧水洗化率100%となっているものの、当該地区は温泉街であることから、水洗便所設置済人口は25人であり、利用客の増減により使用料収入が左右される状況である。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率類似団体及び全国平均値を上回っており、主に処理場施設における老朽化度合が高い状況である。②管渠老朽化率管渠はすべて法定耐用年数を超過していないことから、0%となっている。③管渠改善率今年度は管渠更新を実施していないことから、0%となっている。
全体総括
下水道事業は、平成26年度に計画期間を10年間とした中標津町下水道中期ビジョン(経営戦略)に基づき、経営を行なっている。また、令和5年度より、地方公営企業法を適用した公営企業会計へ移行しており、法適用化後の各経営指標における経年の変化について注視する必要がある。当該地区は温泉街であることから、水洗化率(100%)が使用料収入に直結せず、ホテル利用客の増減により左右される状況である。このことから、汚水処理費に対する使用料収入が極端に少ない状況であり、経費回収率は100%を大きく下回っている。また、管渠については法定耐用年数を超過していないものの、非常に厳しい経営状況であることから、将来的な料金改定、ダウンサイジングや廃止等も視野に検討を進める必要がある。
経営状況
収支構造
総額1,372.2万円
総額1,982.7万円