北海道足寄町:国保病院の経営状況(2016年度)
北海道足寄町が所管する病院事業「国保病院」について、2016年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2016年度)
地域において担っている役割
足寄町は典型的な中山間地域で、少子高齢化により人口は減少中。高齢化率は38.3%であり、年々上昇している。町内唯一の一般病床を持ち、また救急告示病院として不採算部門医療を提供している。産業医、学校医等、地域に不可欠な業務も実施し、町の医療の中心として機能している。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率・医業収支比率共に平均値を大きく下回っている。原因は救急・不採算部門を運営しているが、収益が不足しており、自治体からの繰入金では不足していることによる。単年度収支は毎年度赤字となっており、累積欠損金比率も上昇している。病床利用率は、医療連携室による都市部病院との入退院調整を実施しているものの、人口減少や、町内福祉施設増加による社会的入院の減少等により低下を続けている。一人当たり収益については、入院患者の多くが高齢者で、手術等実施後転院、回復期の場合が多いことが平均値を下回る原因となっている。外来患者についてはH25から実施している透析が収益単価を押し上げている。職員給与費は年度によってばらつきがあるものの、おおむね平均値。材料費については患者の多くが回復期、慢性期であり、診療材料の支出が少ないため平均値を大きく下回っている。
老朽化の状況について
平成12年に全面改築して15年が経過し、機械設備が償却を終えている。器械備品についても旧施設から引き継いでいるものが多くあり、その大半が更新が必要なものとなっている。施設、備品ともに町が策定する総合計画において中長期的に改修、更新を計画しているが、収支状況を鑑みながら必要最低限の計上とせざるを得なくなっている。
全体総括
へき地における救急医療という不採算部門を運営することにより収支比率が低水準にあることを鑑みても、近年の患者数の減少による収益の低下、それに対して費用部門の高止まりによる収支悪化は否めない。北海道地域医療構想やH29.3に策定された新改革プランに基づき、医師等の医療従事者安定確保、町内病床の機能分化、急性期病院との連携、入退院調整による入院患者数の確保、ニーズにあわせた専門外来の開設を進めなければならない。また、費用部門においては必要経費の見直し、償却資産の計画的な整備更新を進め、収支比率の改善を目指さなければならない。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保病院の2016年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の足寄町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。