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地域において担っている役割当町立病院は、町内唯一の有床病院として、入院、外来、救急医療を担っております。また、公衆衛生活動として、特別養護老人ホームへの診療、予防接種、特定健診の実施、併せて介護保険施設を併設しており、地域医療の核となる医療機関となっております。また、富良野広域医療圏の救急指定病院2病院の一つであり、慢性疾患から救急に至るまで、2次、3次医療圏のゲートキーパーとして、圏域においても大きな役割を担っております。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率は病床利用率の改善、入院及び外来患者1人1日当たりの収益は若干の伸びを示しているものの材料費の高騰と医師・看護師の確保のため職員給与費が平均値より高い傾向にあるため、医業収益は前年度よりも8.5ポイント減少しています。このことから、健全経営の水準に達しておらず、医業収支比率及び累積欠損金比率も改善に至っていない現状にあります。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について築40年以上が経過し、施設全体が老朽化している状態を踏まえ、令和7年5月に開院する新病院の完成が間近となりました。新病院に向けて医療器具などをはじめとする備品の購入を行っていることから有形固定資産減価償却率は低下。器械備品減価償却率は横倍であっても平均値と比較すれば大きく上回っていることから資産価値の低下につながっています。新病院への移行に合わせ、償却資産の計画的な更新を進めてまいります。 |
全体総括経営状況は、ここ数年赤字決算が続いている状況であり、かつ病院改築事業や電子カルテ導入などの大型投資も控えていることから改善のために新町立病院改革プランに沿って様々な取組みが必要となってきます。また、地域医療の核としての町立病院の役割を果たすため、現在の医療水準を維持向上することが必要であることから、新病院の完成に合わせて病床数や病床構成等の見直しを図っていく必要があります。 |
出典:
経営比較分析表
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