北海道上富良野町:簡易水道事業の経営状況(最新・2024年度)
北海道上富良野町が所管する水道事業「簡易水道事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
上富良野町
簡易水道事業
末端給水事業
簡易水道事業
上富良野町立病院
公共下水道
収録データの年度
経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
令和6年度から地方公企業会計に移行した初年度でありますので、前年度比較することはてせきませんが、給水収益や一般会計からの繰入金等の総収益で、総費用と地方債償還金をどの程度賄えているかを表す「経常収支比率」は93.75%であり健全経営の水準とされる100%を下回っており、全国平均並びに類似団体平均とともに低い状況にあります。給水収益に対する企業債残高の割合で債務の規模を表す「企業債残高対給水収益比率」は3208%であり全国平均で約3.0倍、類似団体では約2.3倍と高い水準にあります。要因としては、給水収益は前年度と大きく増加はなく起債償還額の増加によるものであります給水収益で、どの程度給水費用を賄えているかを表す「料金回収率」は、全国平均との差が約32%減、類似団体との差は約15%減となり、料金水準としては低い状況にあります。急激な人口増減はなく維持管理の増加により料金回収率が低くなっています。有収水量1㎥当たりの費用を表す「給水原価」については、全国平均で2.4倍、類似団体の約1.7倍と高い水準となっています。要因は施設維持管理費用に対し、前年度比較では有収水量に大きな差がないためであります。施設の利用状況や適正規模を表す「施設利用率」は、人口減少に伴い配水量の減少により、施設利用率40%前後と低いことから、適切な施設規模の把握が必要であります。施設の稼働率が収益に繋がっているかを表す「有収率」は、全国平均や類似団体と比較しても供給の効率性は高い水準を維持しており、施設の健全性が保たれているといえます。
老朽化の状況について
管路更新は他事業が起因し工事となる以外は実施しておりません。今後も法定耐用年数を経過した資産は年々増加となるため、対象資産の管路の更新計画を策定し、施設の健全化を進める必要があります。
全体総括
現状の結果としては、有収率を除く各指標は低水準であり収支不足分を一般会計繰入金に依存していることから、経営の健全性・効率性が確保されているとはいえない状況にあります。このことから財務諸表により経営状況を把握しつつ、将来料金改定を視野に入れ料金収入の確保対策を講じる必要があります。今後は、給水人口の減少や節水意識の高揚により、水道料金収入が減少する中で更なる経費節減に努めるとともに、適正な水道料金収入の確保などの対策を講じる必要があります。また、地理的な特殊性があるものの、施設の効率性も低水準にあることから、将来人口を踏まえた水需要の動向に注視しながら施設規模の見直しや老朽施設の更新等の検討を行い、計画的で効率的な経営に努めていく必要があります。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
簡易水道事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の上富良野町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。