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地域において担っている役割当町立病院は、町内唯一の有床病院として、入院、外来、救急医療を担っております。また、公衆衛生活動として、特別養護老人ホームへの診療、予防接種、特定健診の実施、併せて介護保険施設を併設しており、地域医療の核となる医療機関となっております。また、富良野広域医療圏の救急指定病院2病院の一つであり、慢性疾患から救急に至るまで、2次、3次医療圏のゲートキーパーとして、圏域においても大きな役割を担っております。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率、医業収支比率、累積欠損比率について、年々数値が悪化してきており、特に令和2年度については、コロナ禍による受診控えで大幅な減収となり、平成25年度より赤字決算が続いている状態です。また、病床利用率が41.8%と類似病院と比較しても14.1ポイント低く、大きな要因となっております。効率性については、入院患者1人1日当たりの収益は前年度より若干上回っているが、平均値よりも下回っております。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について築40年以上が経過し施設全体が老朽化している状態にあり、有形固定資産減価償却率は平均値と比較すると約16ポイント上回っています。このようなことから、令和7年開院を目指し改築を計画しています。医療器械備品についても、減価償却率が前年度より下回っているが増加傾向であり、老朽化が進んでいる状態のため、計画的な更新を進めてまいります。 |
全体総括経営状況は、ここ数年赤字決算が続いている状況であり、改善のために新町立病院改革プランに沿って様々な取組みが必要となってきます。また、地域医療の核としての町立病院の役割を果たすため、現在の医療水準を維持向上することが必要であることから、老朽化に伴う施設改修に合わせて病床数や病床構成等の見直しを図っていく必要があります。 |
出典:
経営比較分析表
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