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北海道秩父別町:簡易水道事業の経営状況(2022年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2022年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は、前年と比べ若干改善したものの、依然として赤字となっており、類似団体と比較しても低い数値を示しています。また、累積欠損金比率も類似団体と比べ非常に高く、増加傾向にあります。これは借入や補助を受けずに工事を施工したこと、漏水による修繕費用の増加が主な原因と考えられます。料金回収率は、類似団体と比べると高い数値を示していますが、料金収入だけでは賄えていない状況であるため、有収率の向上及び料金回収率の上昇のため積極的な取り組みが必要と考えています。

有形固定資産減価償却率

管路経年化率

管路更新率

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率と管路経年化率は、増加傾向にあり、施設・設備の老朽化が進んでいることを示しています。法定耐用年数を経過した水道管は現在20.95%となっていますが、2028年頃には第2次拡張事業で建設された水道管が一気に法定耐用年数を超え、全体の70%を超える見通しです。また、他の電気計装器類も経年劣化が進行しています。

全体総括

人口の減少と高齢化により今後料金収入の増加は見込めない状況にありますが、これに対し、老朽化した水道管や施設の更新等には莫大な経費を要します。住民のライフラインとして安定した水の供給を図るため、中長期的な視野に立った計画的・効率的な水道施設の改修や更新、維持管理、資金確保、適正な水道料金のあり方について検討していきます。

出典: 経営比較分析表,

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