事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 旭川市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 駐車場整備事業 | 施設名 | 旭川市7条駐車場 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | A2B2 |
| 収容台数 | 242台 | 1日平均駐車台数 | 414台 |
| 駐車場使用面積 | 6,986m² | 建設後経過年数 | 44年 |
| 1時間当たり基本料金 | 220円 |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
収益等の状況について
平成30年度までは,収益的収支比率が100%を超え,健全な経営を継続してきたが,令和元年度は,新型コロナウイルスの感染拡大の影響により,令和2年2月以降の料金収入が大幅に減少し,令和元年度の収益的収支比率は最終的に100%を割り込む結果となった。近年の減収傾向が続く中,新型コロナウイルス感染症の影響による大幅な減収が余儀なくされる一方で,精算機の入替(賃貸借)による経常的な管理費は増加しており,当面は厳しい経営が予想されることから,今後は,一層の経費の削減と収入確保に取り組み,健全な経営の確保を図らなければならない。
資産等の状況について
本施設は,竣工から40年以上経過しており,令和元年度に施設構造体や設備の劣化状況及び長寿命化の対策調査を行ったところ,構造体強度や各種設備の劣化が認められている。将来的な設備投資については,上記の調査結果を基に,優先度に応じた計画的な修繕を行っていくが,収益悪化による経費削減が求められていることや,本施設と隣接している庁舎の建替え,地上の駐車場整備後の庁舎敷地利用の方向性も踏まえながら,慎重に判断していく。
利用の状況について
令和元年度の稼働率は,当初は近年の緩やかな低下傾向が続いていたが,新型コロナウイルス感染症の影響が現出した令和2年2月以降は急速に低下している。新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中,新規利用者の開拓や利用しやすい環境整備,料金形態の見直し等,利用者数の増加を図る必要があるが,周辺の民間駐車場の影響及び本施設の今後の方向性については引き続き注視することが前提となる。
全体総括
料金収入は平成5年度をピークに減少傾向にあるものの,平成30年度までは概ね健全な経営状態を維持してきたが,新型コロナウイルス感染症の影響により,令和元年度収支は赤字転落となった。単年度収支の改善が急務であるが,長引く同感染症の影響により利用者数の急速な回復が見通せないことから,当面はコロナ禍の中で利用者を増やす取り組みと,経費圧縮により収支均衡を目指すことが必要である。ただし,将来的には,本施設と隣接している市庁舎の建替えや,地上の駐車場整備後の庁舎敷地利用の方向性により,駐車場の運営に大きな影響を受けるため,それぞれの影響を予測した収支状況の見通しや必要な設備投資の見極めを適宜行い,最終的には施設の活用形態について,検討していく必要がある。