日南市:漁業集落排水
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45:宮崎県
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
経営の健全性については、①収益的収支比率が100%を上回っています。しかし、総収益の多くは一般会計からの繰入金により賄われている状況です。④企業債残高対事業規模比率については、地方債償還金の財源を全て一般会計からの繰入金により賄っているため、0%で推移しています。経営の効率性については、類似団体と比較して、⑤経費回収率が低く、⑥汚水処理原価が高くなっています。これは、施設の修繕費が増加したことによるものです。令和3年度からは、改築更新計画に従い施設の改築更新を進めていくため、修繕費の減少を見込んでいます。⑦施設利用率については、年々減少していることから、今後、施設のダウンサイジングを検討します。最後に、⑧水洗化率については97%を超えており、今後も更なる普及促進に努めていきます。
老朽化の状況について
③管渠改善率は0%で推移していますが、夫婦浦地区が平成12年度、富土地区が平成15年度に供用を開始しており、今後は経年劣化による管路施設の改築更新が必要となる見込みです。また、処理施設の電気・機械設備については、耐用年数を超過しているため、改築更新計画に基づき、施設の延命化を図っていきます。
全体総括
当該事業は一般会計からの繰入金を充当することで経営を維持しています。今後は、処理区域内の人口減少による収入の減少と施設の老朽化に対する工事請負費の増加が予測されます。このため、財源の内訳として、一般会計からの繰入や地方債の借入への依存度が増えることが予測されます。経営戦略につきましては、今後の支出・収入及び資産の状況を把握した後、令和2年度に策定します。