収益等の状況について
①収益的収支比率100%に満たない赤字状態が続いている。駐車場付きの商業施設の増加や近隣の駐車場整備、人口減少等により、使用料収入は年々減少傾向にある。主な支出は指定管理料であり、5年毎に見直していたが、令和5年3月末で廃止が決定している。④売上高GOP比率⑤EBITDA売上高GOPは昨年に比べ下がったが、類似施設がさらに低下しているため、類似施設近年を上回っているが、EBITDAは類似施設平均を下回っている。近年は収支が赤字で、利益が出ていない状況にある。
資産等の状況について
⑧設備投資見込額4年に1度大規模改修を行っているが、今後施設の廃止が決定しており、設備投資は見込んでいない。
利用の状況について
⑪稼働率平均値を大きく下回っており、年々減少傾向にある。時間貸し駐車場の利用については、年々減少傾向にあるが、定期利用については、ほぼ同程度で推移している。時間貸し駐車場の利用者減少の要因としては、駐車場付き商業施設の増加や近隣駐車場の整備、人口の減少が挙げられるが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響によりさらに稼働率が低下している。
全体総括
収益等の状況については、現在赤字となっており、利益が出ていない。定期駐車の利用者数はほぼ横ばいであるが、時間貸し駐車場の利用者数については、駐車場付き商業施設の増加や近隣駐車場の整備、人口減少等により減少しており、令和5年3月末で廃止が決定している。