🗾37:香川県 >>> 🌆丸亀市:農業集落排水
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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①収益的収支比率は、平成24年度以降、年々減少していたが、平成28年度は、維持管理費の減少により総費用の減少が総収益の減少率を上回ったため、前年度より約1%増加し、約87%となっている。単年度収支は依然赤字が続いている。④企業債残高対事業規模比率は、事業が既に完了しているため類似団体平均値より低くなっている。⑤経費回収率は、類似団体平均値よりは上回っているものの、平成28年度は約65%であり、約35%は使用料以外の収入で汚水処理費用を賄っているという厳しい状況である。⑥汚水処理原価は、汚水処理費用の増加により、平成24年度から年々上昇していたが、平成28年度は汚水処理費用の減少が有収水量の減少率を上回ったため、汚水処理原価が下がっている。各年度とも類似団体平均値よりは低く抑えられている。⑦施設利用率は、類似団体平均値よりやや高い水準を維持していたが、平成28年度はやや減少に転じている。経年比較では、概ね横ばいで推移している。⑧水洗化率は、約87~89%で推移しており、類似団体平均値より上回っている。3ヵ年(平成28年度~平成30年度)の水洗化促進活動計画に基づき、今後も農業集落排水への接続をお願いしていく。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について③4箇所の農業集落排水処理施設は、供用開始してから20年未満で比較的新しいことから、平成24年度~平成28年度まで管渠更生は実施していない。今後は、設備の老朽化に伴い、長寿命化工事の実施が見込まれる。このことから、平成28年度に、農業集落排水処理施設の機能診断を実施した。この診断結果を受けて、平成29年度中に、施設の最適整備構想を策定する。 |
全体総括経費回収率に現れているとおり、経営状況は、使用料収入で汚水処理費用を賄うことが困難な厳しい状況である。不足分は、一般会計からの基準外繰入金に依存している。一方、農業集落排水施設の整備は完了しており、建設投資は主に維持補修費であるため、建設改良費や企業債残高は大幅に増加しないが、使用料収入の大幅な増加も見込めない。これらの事情をふまえ、平成28年度に丸亀市下水道経営戦略(平成29年度~平成38年度)を策定した。包括業務委託の実施等により維持管理費の抑制に努めるとともに、適正な使用料水準を検討していく。また、施設の最適整備構想や公共下水道への接続も視野に入れて、今後の農業集落排水事業の経営を総合的に検討していく。なお、平成32年4月から地方公営企業法を適用(一部適用)するため、現在、固定資産の調査、評価を進めているところである。 |
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