経営の健全性・効率性について
①一般会計繰入金により80%程度となっている。②一般会計繰入金はあるものの、欠損金を埋めるまでに至っていない。③流動資産/流動負債で表される指標であり、対前年度で低くなっているが経営の実態に変更はない。④全額一般会計負担予定としたため指標数値なし。⑤類似団体と比べ同程度であるが、使用料対象としている額に対し45%程度しか賄えていない。⑥類似団体と比べやや高いが、前年度より改善している。⑦類似団体と比べて高く使用者に急激な変更もないため指標の数値もほぼ横ばいであるが、前年度より良好となっている。⑧類似団体と比べても高く100%となっており良好である。
老朽化の状況について
管渠老朽化率からみて管渠改善率が低いのは問題ないと思われる。ただ財源確保の観点から有形固定資産償却率には計画策定の取組等を行い、注意を払っておく必要がある。
全体総括
安定的な運営を図るため、H28年度に策定予定の経営戦略により経営改善に努めるよう計画を立てている。具体的には、起債の利用、施設等の長寿命化や費用の平準化を図り、経営改善を進めることとしている。