浜松市:浜松医療センター
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経営比較分析表(2016年度)
地域において担っている役割
浜松医療センターは、救急・小児・周産期医療を中心に4疾病や感染症、エイズなどの政策的医療を提供している。また、「地域医療支援病院」や「災害拠点病院」、「がん診療連携拠点病院」の指定を受け、第二次、第三次救急病院として24時間365日患者を受け入れ、地域医療に不可欠な存在として、高度急性期・急性期を中心とした医療を提供している。
経営の健全性・効率性について
当病院が属する二次医療圏には、一般病床が500床を超える病院が当院を含め4あり、病院機能の役割分担が求められている。そのような状況の中、当病院は不採算・特殊医療を積極的に担っているため、患者1人1日当たりの収益は伸び悩み、平成28年度決算では、医業収支比率が類似病院より0.5ポイント低くなっている。しかし、経常収支比率は、過去5年間継続して100%を超えている。
老朽化の状況について
当院は、築後40年以上経過しており、有形固定資産減価償却率が高く、施設の老朽化や患者の療養環境の向上が課題となっているため、病院の建替えを予定している。経常収支比率は100%を継続して超えており、更新投資は経常収益で十分賄える見込みである。
全体総括
不採算・特殊医療を担いつつ、医業収支比率を向上させることが課題である。新病院の建設により、救急・災害医療、循環器系疾患医療、がん医療の3つの機能について重点的に強化しハイパー急性期病院を目指すことで、医業収支比率の向上を図る必要がある。