経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は、100%を下回っており、汚水処理に係る経費を使用料収入で賄うことができないため、不足分については一般会計からの繰入で補填している状況が続いています。企業債残高対事業規模比率が上昇。ですが、経費回収率が類似団体と比べ低くいことからこちらも一般会計からの繰入で補填している状況です。水洗化率は年々上昇しているが56.75%と低く類以団体より低い状況となっている。
老朽化の状況について
今須処理区について、平成22年度に供用開始し10年が経過した施設であるが、今後適正な維持管理が必要である。
全体総括
類似団体と比べて汚水処理単価が高く水洗化率が低いため接続の推進を強化し、適正な維持管理を図る必要がある。今須処理区は、発生汚泥の農地還元(肥料化)を行っているので引き続き有機物リサイクルを推進する。