経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は70%程度で推移しているが、地方債償還金に対して、別途の財源補填(一般会計繰出金、関係市負担金)があり、これを見込むと単年度で100%を超えていることから、経営状況は健全である。また、⑦施設利用率は他類似団体平均より低い状況であるが、利用の増加にあわせ、近年施設規模を拡大したためである。その他、④企業債残高対事業規模比率や⑤経費回収率、⑥汚水処理原価、⑧水洗化率についても、他類似団体と同様の傾向であり、適切であると判断している。
老朽化の状況について
③管渠改善率が0%となるのは、法定耐用年数(30年)を経過した管渠が無いためである。
全体総括
経営状況について、現段階では健全であると判断しているが、今後、管渠の老朽化に伴う更新等も予定しているため、今後も健全経営の維持に努める。