経営の健全性・効率性について
経費回収率が100%未満であり、一般会計繰入金により賄われている現状にある。事業規模が小さいことから経費回収率の向上は難しい。
老朽化の状況について
供用開始が一番早い(平成7年)管渠は26年経過しており、標準耐用年数50年経過している管渠はないことから、老朽化に伴う管渠の更新は実施していない。
全体総括
人口減少等の社会情勢の変化や節水型機器の普及により、下水道使用料の増収が見込めない中、施設の老朽化に伴う維持管理費の増加が見込まれることから、厳しい経営状況が続くと予想される。事業規模が小さいことから経費回収は難しいが、施設の合理化と効率化を図るため、公共下水道への接続及び処理施設の統廃合を検討し、経費を抑制しつつ、施設機能を維持するべく、効率的な維持管理に取り組む。経営戦略:策定済