上越市:農業集落排水
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
令和2年度から地方公営企業法を適用しましたので、R02からの分析となっています。【経常収支比率】経常収益が経常費用を上回っているため、当該比率は100%を超えているものの、他会計補助金が経常収益の約3割を占めているため、引き続き経営改善に向けて経費の削減等に取り組みます。【累積欠損金比率】当事業について累積欠損金はありません。【流動比率】流動負債が流動資産を上回っているため、下水道使用料等の現金の確保に取り組みます。【企業債残高対事業規模比率】現在も施設の機能強化対策工事に係る下水道債や資本費平準化債を発行しているものの、それを上回る企業債の償還が進み、当該比率は低い値になっています。【経費回収率】【汚水処理原価】汚水処理費の減少により経費回収率が100%に近い値になりました。また汚水処理原価も平均より低い値になりました。今後も、接続率の向上や更なる汚水処理に係る経費の削減に取り組みます。【施設利用率】接続率の向上や施設の統廃合により引き続き当該率の上昇に取り組みます。【水洗化率】処理区域内人口が減少しているため当該率は平均と比較して高い値になっています。
老朽化の状況について
農業集落排水事業は整備が完了しており、最も早く供用開始した施設は、令和2年度末で38年が経過しました。管渠施設の耐用年数を迎えていないため、現在は各施設の機能強化工事を計画的に行い施設全体の長寿命化を進めています。また、施設の汚水処理の効率化を図るため農業集落排水施設と下水道施設を接続する汚水連携事業を進めていきます。
全体総括
農業集落排水事業の経営は、処理区域内の人口減少の影響により使用料収入の確保が困難な中、老朽化した施設の適切な維持管理及び施設の長寿命化対策を進めなければならず、今後も厳しい状況が見込まれます。引き続き、集落排水管理組合と連携した啓発により接続率を向上させ、使用料収入を確保するとともに、下水道施設との接続による処理場の統廃合を行うなど施設の維持管理費のより一層の削減に努めます。また、令和2年度から企業会計へ移行し、経営の透明性を高めるとともに、「上越市下水道事業経営戦略」に基づき、持続可能な下水道事業の経営に向けて、経営健全化の取組を進めるとともに、令和4年度に当市の主要計画改定に合わせ、現計画の更新を行います。