奥州市:奥州市総合水沢病院
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03:岩手県
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経営比較分析表(2018年度)
地域において担っている役割
胆江二次医療圏の二次救急医療施設として、また、急性期医療から回復期医療を担う医療施設として、一般病床(145床)、感染症病床(4床)、人工透析(14床)、健診センター、訪問看護ステーション、運動療法施設などを備え、内科、循環器内科、外科、小児科、整形外科、泌尿器科等を中心とした医療を提供している。
経営の健全性・効率性について
平成30年度中に内科4名、小児科1名の常勤医師が相次いで退職し、患者数と医業収益が大きく減少した。この影響により経常収支比率は100%を下回り赤字決算となったほか、医業収支比率と病床利用率も低下しました。また、同じ理由から職員給与費対医業収益比率及び材料費対医業収益比率も上昇している。
老朽化の状況について
昭和43年築の検査手術棟はもとより、耐用年数(39年)が迫る本館も老朽化・陳腐化により様々な不具合が生じており、建替えを要する時期を迎えている。
全体総括
入院患者の在宅復帰に向けた医療・支援を提供する「地域包括ケア病床」の導入に取り組むとともに、引き続き医師の確保に努めながら、経営の改善・安定化を図り、市民が安心できる地域医療の維持に努めていく。また、現施設の老朽化による建替えについては、地域医療構想の達成に向け、市が令和元年度に策定を予定している地域医療介護計画に沿いながら、医師不足や財政的な課題も含めて検討を進めていく。