2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度
類似団体平均と同率の0.19となっており、近年財政力指数はほぼ横ばいの傾向にある。人口は定住化対策によりほぼ横ばいであるものの、高齢化率(令和6年2月末現在約34%)の上昇等の影響や、長引く景気停滞の影響もあり、法人や個人事業主の経営収支の悪化が懸念される状況である。基幹産業である酪農業を中心とした業績の向上や企業化の促進を図るとともに、投資的事業の精査や業務の見直しによる行政の効率化等に取り組み、安定した財政の運用に努める。
類似団体平均を若干下回っているが、前年対比4.4ポイントの増。歳入に占める普通交付税額の割合が大きい本村は、普通交付税の増減がこの経常収支比率の増減に大きく影響を与える。今後は、近年整備した子どもセンター、村民福祉センター、新総合体育館等の維持管理経費や扶助費の増加、大型事業の起債発行に伴う公債費の増加等により、経常収支比率の上昇が懸念される。今後、事務事業の点検や行政の効率化による経常経費の縮減などに努め、現在の水準を確保する。
地域特性として行政面積が広範囲に及ぶため、各地区に整備した施設の維持管理費等の経費負担が大きくなることから、類似団体平均を3割ほど上回っている状況にある。民間委託や指定管理者制度の導入などで行政コストの削減に努めており、今後も行財政の効率的な運営を行い人件費・物件費等の抑制を図る。
国の給与体制に準拠しているが、給与階層の偏り、中途職員採用の実施や比較的若い年代の昇格、減給保障等の影響により、98.4と類似団体平均を2.9ポイント上回る水準になっている。今後は、新規採用と定年退職者の増加によりラスパイレス指数は下降する見通しではあるが、引き続き、給与体系の偏在を是正するなど給与水準の適正化に努める。
24.14人と類似団体平均を若干上回っている。人口に対して行政面積が広大といった地域特性(人口密度4人/?)にあるが、組織体制の効率化を図り、今後も適正な定員管理に努める。
投資的経費の財源確保において、基金等を活用し起債発行額の抑制を図ってきたこと等により、5.4%と類似団体平均を2.1ポイント下回っている。今後、子どもセンター建設事業、新総合体育館整備事業による元金の償還開始や、令和4年度から事業を開始した中学校大規模改修事業等に係る借入による比率の上昇を見込んでおり、計画的な地方債の発行を行い、起債償還額の平準化と適正な実質公債費比率の維持に努める。
職員数の適正配置による人件費の抑制により、23.1%と類似団体平均を若干下回っている。今後も、施設管理等の民間委託化や業務体制の効率化などを図り、人件費の抑制に努める。
地域特性として行政面積が広範囲に及ぶため、各地区に整備した施設の維持管理費等の経費負担が大きくなることから、19.2%と類似団体平均を4.1ポイント上回っている。近年の村有施設老朽化に伴う施設更新事業により、今後、経常経費の増が見込まれることから、事務事業の点検や、システム関連経費の見直しなどを行い、行政コストの削減に取り組む必要がある。
高校生までの医療費無料化や、出産・就学祝い金、老人医療費給付といった単独事業を実施しているが、2.2%と類似団体平均を若干下回る数値となっている。今後は高齢化率の上昇による扶助費の増加が見込まれることから、単独事業の制度内容や資格審査等の見直しなどを行い、扶助費の適正な支出に努める。
その他に係る経常収支比率が類似団体平均を下回っているのは、繰出金の割合が低いことによる。しかしながら公営企業会計の農業集落排水事業では利用人口に対して処理区域が広範囲に及ぶことと、公債費が高い水準にあるため、毎年、多額の赤字補てん的な繰出金を支出しており、国民健康保険特別会計では医療給付費の不足額に係る繰出金が多額であることから、事業運営の見直しなどを行い、経営の健全化を図る必要がある。
村独自の生活路線バス運行補助金や乳質改善奨励補助金、高等学校等人材育成支援金等の実施により、13.8%と類似団体平均を1.1ポイント上回っている。各団体に対する補助金の内容精査等を実施し、適正な支出に努める。
類似団体平均と同程度18.4%となっている。今後、子どもセンター建設事業及び農畜産物加工施設「酪楽館」増改築事業、新総合体育館整備事業等の大型事業による元金の償還開始や、令和4年度から事業を開始した中学校大規模改修事業等に係る借入をしており、一定期間公債費率が上昇する予定である。公債費を歳出総額の2割以内に調整し、総合計画に基づいた投資的事業の実施と地方債の計画的な発行を行い、健全な財政運営に努める。
(増減理由)鶴居市街用地購入費に対する財源としての取崩し等による減の一方、村有林産出材売払い収入の積立や、歳計余剰金の積立を行ったことから、全体で5千3百万円の増となった。(今後の方針)公共施設の改修・更新・長寿命化に係る大型事業の財源や今後の地方債の償還ピークに備えた財源としての積立を行う等、計画的に基金資金を活用しながら、健全な財政運営の原資として適正な運用に努める。
(増減理由)民生費関係返還金の財源としての取崩しを行ったことによる減。(今後の方針)基金の使途の明確化を図るために、財政調整基金を取り崩して個々の特定目的基金に積み立てていくことを検討している。
(増減理由)令和4年度中の運用状況は、利子収入のみのため変動なし。(今後の方針)今後の地方債償還のピークに備え、現計額を維持していく予定。
(基金の使途)・公共施設等整備基金:「鶴居村公共施設等総合管理計画」により、今後、増加していくと想定される公共施設等の整備、補修等に要する経費や公共施設等の整備に係る村債の償還及び利息の支払の財源に充てることを目的とする。・笑顔が輝く移住定住応援基金:鶴居村に定住を希望する者の住宅の確保を支援し、本村への移住及び定住を促進することを目的とする「輝く住ま居る支援金」の財源に充てることを目的とする。・鶴の居る村基金:ふるさと納税制度により、村に採納いただいた寄附金を積み立てし、タンチョウ保護をはじめ、釧路湿原を含めた自然環境の保全、地域振興や地域福祉事業、教育及び文化スポーツの振興、こども子育て及び青少年の人材育成に役立てることを目的とする。(増減理由)・ふるさと創生基金:ふるさと創生事業の継続的な実施を目的とした積立てを行ったため増加。・酪農振興基金:バイオガス事業の財源として取崩しを行ったため減少。・公共施設等整備基金:上記を目的に、歳計余剰金や財産売払い収入の積立を行ったため増加。。・笑顔が輝く移住定住応援基金:「輝く住ま居る支援金」として、支援金交付相当額の取崩しを行ったため減少(今後の方針)・公共施設等整備基金:決算剰余金及び財産売払い収入等を原資として、20憶円程度を目安に積み増ししていく方針。・笑顔が輝く移住定住応援基金:今後も「輝く住ま居る支援金」として、支援金交付相当額の取崩しを継続する予定。・鶴の居る村基金:寄附金は増加傾向であることから、地域振興事業等の財源として充当額を拡大し、有効利用していく方針。
平成28年度に策定・令和3年度に改定した公共施設等総合管理計画において、基本方針として(1)総資産量の適正化、(2)長寿命化の推進、(3)維持管理コストの抑制、を掲げマネジメントを推進していくこととしている。有形固定資産減価償却率については、上昇傾向にあったが、令和2年度には保育園を統合し新たな子育て支援施設の建設、令和4年度には総合体育館の更新及び庁舎機能改善の実施、また令和5年度には中学校の大規模改修を予定している他、各長寿命化計画等に基づく道路・橋梁・住宅の長寿命化を実施しているため、今後は低下してくるものと想定される。
地方債残高等と充当可能基金がほぼ同規模であるため、類似団体平均と比較すると大きく下回っている。ただし、新総合体育館整備事業の実施に伴う地方債借入により、地方債残高が前年比大幅増となっており、伴って比率も大幅に増加している。
将来負担額よりも充当可能基金残高等が上回っているため、将来負担比率は発生していない。今後は公共施設の改修・更新・長寿命化に係る大型事業等の財源として計画的に基金資金を活用しながら、健全な財政運営の原資として適正な運用に努める方針であり、将来負担額が発生しない財政運営を維持できるものと推測する。
将来負担額よりも充当可能基金残高等が上回っているため、将来負担比率は発生していない。実質公債費比率に関しては、高利率の地方債の償還が順次終了している状況にあることから、減少傾向にあったが、近年借入の村立鶴居診療所建設事業、子育て支援施設整備事業、総合体育館整備事業、鶴居中学校大規模改修事業等の大型事業に係る借入の償還が開始されることから、R2年度から償還金は増加しR12年度にピークを迎える見込み。償還年限と据置期間の調整し公債費の単年度支出額を平準化することとし、総合計画に基づいた投資的事業の実施と地方債の計画的な発行を行い、健全な財政運営と公債費の抑制に努める。
新篠津村 知内町 鹿部町 厚沢部町 島牧村 蘭越町 真狩村 留寿都村 喜茂別町 京極町 積丹町 仁木町 赤井川村 由仁町 月形町 浦臼町 妹背牛町 秩父別町 雨竜町 北竜町 沼田町 比布町 愛別町 中富良野町 南富良野町 和寒町 剣淵町 下川町 美深町 幌加内町 増毛町 小平町 苫前町 初山別村 遠別町 天塩町 猿払村 浜頓別町 豊富町 礼文町 利尻町 利尻富士町 幌延町 津別町 清里町 小清水町 訓子府町 置戸町 佐呂間町 滝上町 興部町 西興部村 雄武町 豊浦町 壮瞥町 厚真町 平取町 様似町 えりも町 上士幌町 中札内村 更別村 豊頃町 陸別町 浦幌町 鶴居村 羅臼町 つがる市 平川市 蓬田村 西目屋村 横浜町 大間町 風間浦村 佐井村 田子町 新郷村 遠野市 八幡平市 田野畑村 普代村 角田市 にかほ市 大潟村 村山市 尾花沢市 大蔵村 鮭川村 田村市 湯川村 昭和村 鮫川村 川内村 双葉町 葛尾村 飯舘村 稲敷市 行方市 鉾田市 上野村 片品村 川場村 胎内市 粟島浦村 中野市 小海町 川上村 南牧村 南相木村 北相木村 中川村 下條村 売木村 大鹿村 生坂村 朝日村 木島平村 栄村 菊川市 牧之原市 新城市 和束町 伊根町 南あわじ市 山添村 有田市 九度山町 日南町 江府町 飯南町 井原市 新庄村 久米南町 阿武町 勝浦町 上勝町 佐那河内村 神山町 東洋町 安田町 馬路村 芸西村 本山町 大豊町 土佐町 大月町 三原村 西海市 小値賀町 菊池市 産山村 湯前町 水上村 相良村 五木村 豊後高田市 国東市 姫島村 西都市 西米良村 木城町 諸塚村 椎葉村 美郷町 日之影町 大宜味村 東村 伊江村 南大東村 伊平屋村 伊是名村 多良間村