事業・施設概要
| 都道府県 | 鹿児島県 | 経営主体 | 姶良市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 77,740人 | 現在処理区域内人口 | 1,282人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,042人 | 現在処理区域面積 | 93ha |
| 晴天時現在処理能力 | 492m³/日 | 下水管布設延長 | 21km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支については、起債償還費用が大きく、他会計繰入金への依存度が高い。令和元年度より管路区域が拡大したため、接続率向上に向けた広報活動を行っている。しかしながら、人口減少が上回っているため、未収金の収納向上や現在行っている機能強化(機器更新)により経常費用の削減に取り組む。②流動比率については、主な債務である建設改良費等の財源に充てるための企業債を一般会計繰入金による収入で確保することとしているため、流動比率は100%を下回っている。全国平均を下回っているが、短期的な支払能力は確保している。③経費回収率は、全国平均を上回っているが、当該指標が100%を下回っているため、引き続き適正な使用料収入の確保及び費用の削減が必要である。なお、令和2年度から取り組んでいる機能強化(機器更新)において、汚水処理費の削減に努める。④汚水処理原価は、全国平均を下回ったが、前年度と比べ原価が増加となった。引き続き維持管理費の縮減に努める。⑤施設利用率については、類似団体と比較して下回っているが、過疎化・高齢化となっているため、維持管理適正化計画において適正規模等を検討する。⑥水洗化率については、全国平均および類似団体と比較して下回っている。前年度より令和元年度に拡大した区域を中心に接続率の向上に努め、水洗化率向上を図る。
老朽化の状況について
平成14年に供用を開始し20年が経過している。管路施設の管渠については、更新の必要はない。汚水処理施設の鉄筋コンクリート構造物についても、更新の必要はない。平成28年度から補助事業を活用し、汚水処理施設の機械・電気設備および管路施設の中継ポンプ施設の長寿命化に向けて取り組んでいる。平成28年度に機能診断、平成29年度に最適整備構想、平成30年度に計画策定を行い、令和2年度から令和5年度にかけて機器更新を行っている。ストックマネジメント計画に基づき、計画的に更新等を進める。
全体総括
平成30年度までに適正な機能保全とライフサイクルコストの低減を図るため、ストックマネジメントを整備し、令和2年度から令和5年度までの期間で、補助事業で機器類の更新を行っている。この際に、ダウンサイジングおよび積極的に新技術を採用し、コスト縮減を図る。本事業は、令和2年度から公営企業へ移行し、同年に将来にわたり安定的に事業を継続していくために中長期的な経営の基本方針である経営戦略を策定した。また、水洗化率の向上による流入水量の増加、効率的な汚水処理の実施により収益性、健全性の向上に取り組む。最適整備構想に加え、令和5年度に維持管理適正化計画を実施し、両計画に基づく計画的な改築・更新による適切な投資を図っていく。
経営状況
収支構造
総額8,954.7万円
総額8,922.3万円