事業・施設概要
| 都道府県 | 鹿児島県 | 経営主体 | 志布志市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 31,696人 | 現在処理区域内人口 | 5,692人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,909人 | 現在処理区域面積 | 469ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,503m³/日 | 下水管布設延長 | 92km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率については、上昇傾向ではあるものの一般会計からの繰入金に依存しているところもあり、農業集落排水への更なる接続推進と使用料の確実な徴収ができるよう努力していく必要がある。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体と比較してかなり低い状況であるが、今後は設備等の更新事業を行っていく必要があるため企業債残高が増加する可能性がある。⑤経費回収率は上昇しているが、人口減少に伴う使用料収入の減少も想定されるため、農業集落排水施設への加入を更に推進する必要がある。併せて使用料額の妥当性を検討する必要が出てくる。⑥汚水処理原価は、類似団体と比較しても低い数値で推移しているが、人口減少に伴う有収水量の減少も考えられるため、集落排水施設への加入を継続して推進し加入者を確保する必要がある。⑦施設利用率は類似団体と比較すると高い状況であり、接続の推進を続けるとともに、今後の改修、更新時期にあわせ、将来を見据えた適正規模を検討していく必要がある。⑧水洗化率については、類似団体と比べると依然として低い状況である。特に高齢者世帯などは、農業集落排水や合併処理浄化槽への転換にかかる費用や維持管理費等の負担が多く進まない状況である。
老朽化の状況について
現在稼働中の4地区の処理場は、野井倉地区22年、松山地区20年、通山地区19年、蓬原地区14年経過しており、経年劣化による機器類の故障等が年々増えてきている状況である。マンホール部分については、硫化水素の原因による蓋・蓋受け枠の多少の劣化は見られるが、管路においては特段の劣化は見受けられないことから、現在更新は行っていない。劣化状況に注意し、法定耐用年数を目途に更新を検討したい。
全体総括
志布志市の農業集落排水事業は、面的整備は既に完了している。現在は施設の維持管理を行っているが、供用開始後20年以上経過している施設もあり、設備機器等の老朽化が進んでいる。そのため、今後は設備の更新が必要であり、多くの費用が必要になっていくと予想されるため、平成27年度に策定した最適整備構想や平成28年度に策定した経営戦略を基に計画的な更新事業を行っていくことが必要である。また、使用料収入を確保するために引き続き加入促進を行い、併せて合併処理浄化槽の設置を推進することで水洗化率の向上を図り、公共用水域の保全を図っていく。
経営状況
収支構造
総額2.4億円
総額1.2億円