鹿児島県霧島市:医師会医療センターの経営状況(最新・2024年度)
鹿児島県霧島市が所管する病院事業「医師会医療センター」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
姶良・伊佐保健医療圏域における地域医療支援病院として、地域のかかりつけ医の後方支援の役割を担い、また、地域の中核的医療機関として、救急告示病院・へき地医療拠点病院・地域災害拠点病院・感染症指定医療機関といった政策医療の役割を担っている。さらに、病院群輪番制病院・基幹型臨床研修指定病院・地域がん診療病院としての役割も担っている。
経営の健全性・効率性について
医業収益については、新病院開院となったものの、開院準備に伴い入院患者の制限を行ったことから大きくは伸びず、前年度より微増となった。医業費用は、医療体制整備に伴う人件費の増加、薬価などの物価高騰の影響により、前年度より大きく増加した。そのため、医業収支比率も前年度から10%以上落ち込むことととなった。経常収支比率は、一般会計からの繰出金の増額により医業外収益が増加したが、改善には至らなかった。費用については、人件費・材料費ともに増加傾向にあり、材料費対医業収益比率は類似病院の平均値を大きく上回っている。令和9年度のグランドオープンまでは旧病院の解体工事や駐車場整備工事が残っており、今後は施設整備費の返済が大きな負担となってくる。より一層厳しい経営状況となるが、医療サービスの低下を招かないように、経営コンサルや関係機関と収支改善に取り組んでいく。
老朽化の状況について
旧病院は、建築から30年以上が経過し、施設の老朽化や狭隘化が進んでいたことから、多様化する医療ニーズへの対応や良質な医療サービスを提供するために新病院の建設を進め、令和7年2月に開院した。全室個室の病室に加え、PET-CT、手術支援ロボット「ダビンチ」など医療機器も新病院に合わせ整備した。そのため、老朽化状況については、有形固定資産償却率、器械備品償却率ともに類似病院の平均値を下回り、1床当たりの有形固定資産は類似病院の平均値を大きく上回っており、翌年度から減価償却費は大きく膨らむこととなる。
全体総括
霧島市立医師会医療センターは、多様な公的医療機能を担い、姶良・伊佐保健医療圏における中心的な病院として地域の医療提供体制に貢献している。しかしながら、昨今の人件費の増加や物価高騰の影響による費用の増加、更には施設整備費の返済も始まり、より一層厳しい経営状況となる。また、人口減少・少子高齢化に伴う急速な医療需要の変化や人材不足、医師の時間外労働規制の対応といった厳しい環境が見込まれる。そのため、令和7年度からは経営コンサルの支援を受け、現状の分析、病院のあるべき姿の検討、経営改善計画を立案し、地域で担うべき役割を模索しながら、中長期的な経営改善に取り組んでいる。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
医師会医療センターの2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の霧島市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。