宮崎県椎葉村:椎葉村国民健康保険病院の経営状況(2022年度)
宮崎県椎葉村が所管する病院事業「椎葉村国民健康保険病院」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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椎葉村国民健康保険病院
収録データの年度
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経営比較分析表(2022年度)
地域において担っている役割
当院は、椎葉村内で唯一の病院であり、さらに近隣市町村の最も近い医療機関と距離が30km以上離れていることなどから、本県のへき地医療拠点病院に指定されている。このような状況のため、通常診療のほか、24時間365日体制の救急対応、遠方の地域に出向く巡回診療、訪問診療及び看護、各種予防接種や健診、福祉施設の回診など、不採算であっても担わなければならない業務を多数抱えており、これらの医療活動を継続させていく必要がある。また、新興感染症等については、診療・検査医療機関として積極的な受け入れをしているほか、各種ワクチン接種についても行政などと連携しながら適時適切に対応している。
経営の健全性・効率性について
令和4年度の患者数については、新型コロナウイルス感染症の流行に大きな影響を受けた。陽性患者が過去最多の受け入れとなったほか、年間を通して午後を休診にしてのワクチン接種を実施したことが主な要因となり、入院患者が前年度比で27.4%の減、外来患者数も0.1%の減となったことで、医業収益が前年度比で9.1%の減収となるなど、厳しい経営状況であった。また、類似団体と比較して、経常収支比率や病床利用率は低いものの、医業収支比率や累積欠損金比率は良い状況で推移しているため、公衆衛生活動の積極的な取り組みなどの経営強化で、収益の確保を図っていきたい。
老朽化の状況について
現在の施設は、平成7年の新築移転から28年以上経過しており、耐震上は問題ないものの、施設や器械設備の一部に更新時期を迎えていることから、公共施設等総合管理計画の個別計画に基づき、年次計画的に改修や更新に取り組んでいる。また、有形固定資産や器械備品の減価償却率については、類似病院の平均値を上回っており、老朽化が進んでいる。毎日使用するような一部の設備等は適時更新しているが、当面は定期点検をしながら適切な維持管理に努めていく方針であり、今後大規模改修等の予定はない。
全体総括
本村は、中山間地域の過疎化が進む自治体であり、面積が広大で公共交通機関も十分でないことから、患者は本村に居住している住民が中心となっている。したがって、患者数の大幅な増加は見込めないものの、へき地医療拠点病院として多機能な役割を果たしていかなければならない。経営面として、令和4年度は医業収益が減となり、4,966千円の経常損失となったが、現金預金を含む流動資産が流動負債を大きく上回っているため、財政健全化比率や公営企業会計における将来負担比率については基準内であった。さらに、令和6年度末には、地方債残高が0円となるため、令和4年度に策定した5年計画の「公立病院経営強化プラン」のもと、経営の健全化を図りながら、将来的にも安定した病院運営をめざすものである。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
椎葉村国民健康保険病院の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の椎葉村リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。