事業・施設概要
| 都道府県 | 大分県 | 経営主体 | 臼杵市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 39,737人 |
| 現在給水人口 | 887人 | 給水区域面積 | 805ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
当市の簡易水道事業については、平成26年度以降維持管理のみとなっていましたが、平成28年度に上北簡易水道の上水道統合のための建設投資を行いました。①単年度収支の指標である収益的収支比率は100%に届いておらず、厳しい経営状況ですが、昨年度と比較して5.22ポイント改善しました。④企業債残高については、類似団体と比較しても全国平均と比較しても依然として大きく上回っています。しかし平成25年度をピークに減少傾向にあることから、今後も会計運営を圧迫しないよう減らしていきます。⑤給水に係る費用がどの程度給水収益で賄えているかを表した指標である料金回収率は、昨年度より5.07ポイント下がっています。給水に係る費用が料金収入以外の繰入金等で賄われている状況にあります。今後、支出を抑えながら改善を図る必要があります。⑥有収水量1㎥あたりどれだけの費用がかかっているかを表す指標である給水原価については数値が大きく悪化していますが、これは平成27年度まで上水道事業で負担していた簡易水道施設の維持管理委託費用を、簡易水道会計で負担するようになり、維持管理費用が増加したことが主な要因です。⑦配水能力に対する配水量の割合を示し、施設の利用状況を判断する指標である施設利用率は、類似団体平均は上回っていますが、全国平均は下回っています。平成26年度は上北簡易水道が新たに加わったものの、供用開始後一時十分な配水が行われなかったため施設の利用率が下がっています。今後も漏水等に注意し、利用率をさらに上げていく必要があります。⑧施設の稼働状況が収益につながっているかを判断する指標である有収率は、類似団体平均、全国平均ともに上回っています。今後もこの状態を維持する必要があります。
老朽化の状況について
当該年度に更新した管路延長の割合を示す管路更新率は、他都市と比べ低い水準で推移しています。平成26年度に更新率が上昇しているのは、上北簡易水道が整備され、決算に加わったことによるものです。臼杵市の簡易水道は比較的新しい施設であるため、今後は管の耐震化等計画的に整備していく必要があります。
全体総括
当市の簡易水道は、中臼杵、東神野、上北の3地区の簡易水道を法非適用特別会計で運営してきました。運営方法は、水道企業職員が兼務し維持管理等を同時に実施することで効率化を進めています。上北簡易水道が平成29年度に水道事業と統合したことから、今後残り二つの簡易水道についても水道事業との統合を見据えて、投資計画や料金面のシュミレーションなどを進めていく予定です。
経営状況
収支構造
総額3,416.3万円
総額3,406.5万円