事業・施設概要
| 都道府県 | 熊本県 | 経営主体 | 津奈木町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D3 | 行政区域内人口 | 4,427人 |
| 現在給水人口 | 3,123人 | 給水区域面積 | 601ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
前年度は①収益的収支比率の大幅な低下と④企業債残高対給水収益比率が増加していましたが、R2は①収益的収支の微増、④企業債残高対給水収益比率は微減しています。これは、更新工事の減少に伴う企業債の借入減により多少改善されております。⑥給水原価の増加については、地方債償還金の増加に伴うもので、現在の償還計画によるとR3をピークに減少していくものと見込まれます。⑦施設利用率は微減していますが、類似団体の平均に比べるとやや高い水準にあります。しかし、⑤料金回収率と⑧有収率が低水準にあります。これは漏水による配水量増加が主な要因と考えられます。引き続き漏水調査・修理を積極的に実施し有収率向上を図り、適切な施設利用率を目指し事業に取り組む必要があると考えられます。
老朽化の状況について
現在把握している本町の老朽化の状況については、導・送・配水管総延長59,323mのうち、耐震管が26,628mで耐震化率は約44.9%です。耐用年数の経過する老朽管が今後も出てくることから、計画的に更新工事を行っていく必要があり、多額の費用を要するため、道路工事と同時施工するなど、費用の可能な範囲で工事を施工していかなければいけません。
全体総括
本町では、類似団体や全国平均と比較すると、経営改善に向けた取り組みが喫緊の課題と言えます。中でも、有収率の向上は他の指標にも大きく影響するものであるため、引き続き漏水調査を実施していくとともに、町内に点在している老朽管の更新工事を計画的に実施していく必要があります。しかしながら、給水人口の減少や節水意識の高まり等、様々な要因により給水収益が減少傾向にある中で、経営の健全性・効率性をさらに改善・向上させるためには、財源確保が厳しい状況にあります。今後は料金改定も視野に入れた事業実施計画を作成し、将来的な見通しを立て経営改善に取り組んでいく必要があると考えます。
経営状況
収支構造
総額7,156.2万円
総額4,767.4万円