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熊本県嘉島町:公共下水道の経営状況(2014年度)

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経営比較分析表(2014年度)

経常収支比率

収益的収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

①100%を下回らないことが必要であるが、H25、H26と下降傾向にある。接続戸数は供用開始とともに増えているが、大規模集客施設において使用水量の大幅な削減に努められている事が予想される。④類似団体平均値より少ない数値を示しているものの供用開始から10年が経ち設備等更新も必要になってくる事から接続率の向上を更に進める。①による使用収益の減少による傾向が見られる。⑤類似団体と比較すると若干高い数値を維持しており、維持管理費用においては100%使用料にて運営が出来ているものの供用開始後10年で接続率59.5普及率67.01%となっている。これからは施設整備への負担のみならず設備の更新への負担も多くなる為接続率の向上を目指す必要がある。⑥類似団体と比較して低い数字を示している。今後も効率的な汚水処理を行なううえで電力量を抑える為に施設の稼動に十分注意して行くことが必要。⑦類似団体より低い稼働率になっているが、1池から2池目を稼動したばかりであり稼動率が下がっている。⑧類似団体より低い数値になっている供用開始後10年で接続率が低い。水質保全の面では合併浄化槽処理も多くを占め水質保全の向上にはつながっている。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

供用開始後10年で管渠等の更新は行なっていない。今後、長寿命化計画立案の中で計画的な対応を行なっていく必要がある。

全体総括

事業開始時より大規模集客施設、区画整理地区の施設整備に伴い安定的な経営が行なえているが、施設整備率において効率的な利用を推進する必要がある。今後、施設整備を推進すると共に収納率向上に向けた取組みを一体的に進めていく必要がある。

出典: 経営比較分析表,

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