事業・施設概要
| 都道府県 | 長崎県 | 経営主体 | 対馬市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 28,662人 |
| 現在給水人口 | 28,637人 | 給水区域面積 | 5,857ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は平均値及び100%を上回っており、経営状況は比較的健全な水準である。③流動比率は平均値を下回っているものの200%以上を維持しており、短期的な支払能力は確保できている。④企業債残高対給水収益比率は、平成29年度から簡易水道事業特別会計と経営統合したことにより、類似団体平均値よりも大幅に上回っているが、年々逓減しており、今後も健全経営に向け企業債残高逓減に取り組んでいく。⑤料金回収率は、100%を下回っている状況であり、更なる経費の削減を図る必要がある。⑥給水原価は、類似団体平均値を大幅に上回っており、更なるコスト改善が必要である。⑦施設利用率は平均値を上回る稼働率になっているが、有収率は類似団体平均値よりも低い70%台であることから、漏水等の要因により配水量が増加したため稼働率が高くなっている可能性がある。また、施設利用率は逓減しているため、施設更新にあたってはダウンサイジングを図る必要がある。⑧有収率については平均値を大きく下回っており、管路の老朽化による漏水等への速やかな対応を行うなど有収率の向上に努めていきたい。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率及び管路経年経過率について、ともに高い水準となっている。全体的に施設の老朽化が進んでおり、特に機械設備の老朽化が著しいため、管路更新と合わせ長期的視点に立って年次的に施設の更新を進めていく必要がある。
全体総括
対馬市水道事業においては、人口の減少による収益の悪化に加え、新型コロナウイルス感染症の影響が長期におよび観光関連産業の水需要の回復も見通せない状況にあり、収益は今後も逓減が見込まれる。一方で施設の老朽化や、多様化する市民ニーズに応じた良質なサービスの提供など事業をとりまく課題が山積みとなっている。特に施設の老朽化については、限られた財源のなかでこれらの課題に対応していくために、施設規模の見直しなども含め計画的・効率的な水道施設の改築・更新や維持管理・運営、更新積立金等の資金確保方策を進める必要がある。
経営状況
収支構造
総額10.4億円
総額9.0億円