福岡県糸田町:緑ヶ丘病院の経営状況(2023年度)
福岡県糸田町が所管する病院事業「緑ヶ丘病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2023年度)
経営概観
比率の前に、損益と患者数の推移から病院の規模感と経営の流れをひと目で確認できます。
2023年度
-5,879万円
前年差 -1.09億円
2023年度
-2.22億円
前年差 -632万円
2023年度
3.77億円
前年差 +5,879万円
2023年度
12,575件
前年差 -5,484件
患者と収益の動き
患者数と収益を並べて見ることで、病床利用率や患者単価の背景にある変化をつかみやすくします。
2023年度
12,575件
前年差 -5,484件
2023年度
21,228件
前年差 +560件
2023年度
2.4億円
前年差 -7,536万円
2023年度
1.51億円
前年差 -627万円
地域において担っている役割
町内において入院可能な病院は本院以外にはなく、田川地区において年間40日程度の2次救急を担当しています。また、近隣の介護施設や老健施設等と提携し、施設在所中に急変された患者様を24時間体制で受け入れています。小児科も設置しており、保健センターや保育所と契約し、乳幼児健診や入所児の健康診断業務を担っています。
経営の健全性・効率性について
経営面においては外来・入院患者共に高齢者がほとんどで、慢性疾患者が多く、1人当たりの収益が平均を大きく下回っており、医業収益が伸びない原因となっています。また、建て替えを控える令和8年度に向けて療養病床の使用を休止している関係から病床使用率が大きく低下し、医業収益についても落ち込んでおります。入院患者の増が急務であるものの、医師が不足しており、入院患者を増やすことが難しい状況となっております。現在医師確保に向けて様々な方策を検討し実行しておりますが、依然として厳しい状況です。令和7年度からは医師に頼らずとも収益を上げることができるセラピストを雇用し、収益向上に努めます。令和7年10月からの地域包括ケア病床設置に向けて準備を進めるとともに、取得できる施設基準や加算の検討を入念に行い実行に移し収益の向上に努めます。また、収益の減少による影響で職員給与費の対収益比率が平均よりも上回っております。収益を少しでも増加させるため、効果的な人材登用や現在雇用している人材の教育を通じて費用対効果を高めます。
老朽化の状況について
本院の病棟について、旧館は築50年以上、新館においても40年以上を経過しており、老朽化が著しく、修繕による補修も限界に達してきています。このような状況から本院は建て替えを実施することとし、令和9年度完成に向けて、令和7年2月に設計者選定のプロポーザルを実施し、優先交渉者を決定したところです。医療機器については随時更新していますが、経営状況の悪化により耐用年数を大幅に過ぎた機器等も使用中です。
全体総括
病院建替えの事業については、令和7年2月に設計者選定のプロポーザルを実施し、優先交渉者を決定いたしました。令和9年度完成に向けて今後設計、施工を進めて参ります。新病院においては病床数の適正化や地域包括ケア病床を設置するなど経営の改善を目指します。また、令和6年10月には業務改善に取り組むために電子カルテを導入いたしました。令和7年10月に、建て替え前に地域包括ケア病床を設置することにより収益向上の機会損失を回避し経営の改善を目指します。また、取得が可能な施設基準や加算を積極的に取得し収益の安定化を図ります。医師不足は当院にとっても喫緊の課題です。医師の確保について様々な方法を模索・検討し実行します。令和7年度よりセラピストを増員し、リハビリ事業を強化し医師に頼らずとも収益を向上させる施策を実行します。また新たな人材を確保することによる職場環境の刷新、地域包括ケア病床運営のために必要な人材の登用など効果的な人事を行い、職員の資質向上・収益増加を図ります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
緑ヶ丘病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の糸田町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。