徳島県那賀町:那賀町立上那賀病院の経営状況(2022年度)
徳島県那賀町が所管する病院事業「那賀町立上那賀病院」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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収録データの年度
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経営比較分析表(2022年度)
地域において担っている役割
那賀町は東西に広く人口分布も拡散しており、高齢化率は52.3%となっている。今後、さらに高齢者の人口が増加し、高齢化率が上がると推計されている状況から、従来の外来、入院は基より、往診、寝たきりや終末期の看取りなどの在宅医療や施設での診察等の需要増加が見込まれると推測される。東西に広い那賀町の限られた医療体制の中で、働き方改革、新興感染症対策等を念頭に医療提供環境の整備を図り、入院・外来医療、救急医療を堅持していくことは、地域住民が安心して暮らせる町を掲げる那賀町にとっては欠かせないとことなっている。また、各関係機関と協力して、地域における在宅医療を含む医療、福祉及び介護の連携体制(地域包括ケアシステム)の構築に貢献することは重要なことであり、医療から介護・福祉への切れ目ないサービスが提供できる体制の整備を進めている。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%以上で黒字となっているが、②③のデータからわかるように、一般会計からの繰入を行っているためである。④令和4年度より急性期病床から一般病床へ変更し、病床利用率を上げることができている。⑤入院患者1人1日あたりの収益が令和4年度から減少したのは、病床を急性期から一般へ変更し基本料が下がったためである。⑥外来患者1人1日あたりの収益は近年横ばいとなっているが、類似病院より低い理由は、本病院が採算性を求めることが難しい過疎地にあることが原因と考えられる。当病院で取るべき報酬の加算措置は行っている。⑦職員給与費体医業収益比率が高い理由については、⑥と同様に本病院が採算性を求めることが難しい過疎地にあることが原因と考えられる。医師の働き方改革や新興感染症対策等で医療提供する環境は日々変化しているなか、地域の医療崩壊を防ぐためには、医師・看護師をはじめとしたスタッフの増員等により費用が増加することになるが、一方で近隣医療機関の診療体制の変化、役割分担の推進や南部域との連携により、新興感染症対策を念頭に、入院患者、外来患者ともに増加になるように取組む。地域医療を取り巻く環境の悪化と向き合い、今後の診療報酬改定では、医療機関にとって厳しい内容になると思われるが、地域包括ケア病床適用など適正な施設基準の取得等により診療報酬収入の確保を目指していく。
老朽化の状況について
上那賀病院は、平成8年に建築された。耐震基準は満たしているが、築30年近くの施設で不具合が顕在化し、劣化が進行している。県に報告する建築物定期報告や、施設管理者病院側が記入する建物の「劣化問診票」等により状況を把握し、計画的に改修に努めたいと考えている
全体総括
那賀町中央部に位置する上那賀病院は、民間で対応することが困難な救急医療等や、採算性を求めることが困難な部門の医療を担わなければならい現状で、医師の働き方改革、新興感染症対策等病院を取り巻く厳しい環境はさらに厳しさを増しているが、引き続き病院改革に取り組み、地域における適切良質な医療を確保し提供ていくことが必要である。人口減に伴う医療提供の在り方、コロナ渦脱却後の必要とされる病院の経営強化等の検討等を含めた、地域医療検討委員会を開催し、現状規模の問題、将来の医療提供あり方等を協議し、地域の為にどう在るべきか協議する。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
那賀町立上那賀病院の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の那賀町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。